最初にお伝えしておきたいことがあります。私はすでにデジタル名刺をテーマにした一般的な Popl と Wave Connect の比較記事を公開しています。しかし、本記事はそうした一般的な比較ではありません。Popl が自社をデジタル名刺企業から、現在公式サイトで謳われている「No.1イベントリード獲得プラットフォーム」へとリポジショニングしたことを受けて、この記事を執筆しました。
この方針転換により、イベントリード獲得における Wave Connect と Popl の比較は、1年前とはまったく異なる意味を持つようになりました。現在、両プラットフォームは展示会リード獲得の領域で直接競合しており、その違いは料金体系、エンリッチメントの仕組み、そしてイベントリード獲得に対するアプローチそのものに現れています。
- 両プラットフォームの料金体系は正反対です。Wave Connect はエンリッチメント済みリード1件ごとに課金されます:従量課金なら10ドル、年間500件の前払いで1件あたり8ドル、1,500件なら7ドル、2,000件以上はカスタム見積もりです。一方、Popl は料金を一切公開していません。公式FAQ(2026年8月時点)によると、すべてのプランがデモを経由したカスタム見積もりとなっています。
- Popl の市場実績は確かです:2026年8月時点で G2 レビューは5,292件に達し、Fortune 500企業の90%が導入していると謳っています。これらは公称値ですが、確固たる実績があることは間違いありません。
- エンリッチメントこそが Wave Connect の最大の強みです:Waterfall Lead Enrichment(ウォーターフォール型リードエンリッチメント)は、すべてのスキャンデータを複数のデータプロバイダーと AI 検索で順次照合します。エンリッチメントに失敗した場合の費用は0ドルです。
- 両社とも印字されたバッジを直接読み取るバッジスキャナーを採用しているため、QRコードが暗号化された展示会でも問題なく機能します。主催者専用のバッジスキャナー端末をレンタルする必要もありません。
- 選び方の目安:展示会前に単価が明確にわかり、実際に獲得したリードの分だけ支払いたいなら Wave Connect が最適です。チーム全体をカバーする定額のカスタムライセンスを希望する超大規模チームなら Popl が適しています。
本記事が一般的な比較と異なる理由
デジタル名刺全般の比較をお探しの場合は、当社のPopl vs Wave Connectの記事をご覧ください。NFC カードや連絡先共有、日常のビジネスネットワーキング機能について解説しています。
一方、本記事のテーマは異なります。Popl は「デジタル名刺企業」から「イベントリード獲得プラットフォーム」へと舵を切りました。バッジスキャナー、連絡先のエンリッチメント、専用のイベントキャンペーン、展示会ワークフロー向け CRM 連携などを開発し、もはや単なる名刺分野での競合ではなく、Wave Connect の主力製品であるイベントリード獲得の分野で直接競合しています。この分野に初めて触れる方は、ツールを比較する前にまずリード獲得フォームとは何かを把握しておくと理解が深まります。
現在、両プラットフォームともイベントでリードを獲得できます。しかし、料金モデル、エンリッチメント、メリット・デメリットは大きく異なります。本記事ではその違いを徹底解説します。
評価アプローチ:バッジスキャン、エンリッチメント、CRM ワークフロー、料金モデル、展示会ブースへのチーム展開という、イベントリード獲得に特化した視点で両プラットフォームを評価しました。また、エンタープライズ市場における Popl の位置づけを把握するため、G2 レビュー(2026年8月時点で5,292件)や公開されている導入事例も精査しました。
評価項目:
- バッジスキャン(Popl の Universal Badge Scanner vs Wave Connect の AI Badge Scanner)
- エンリッチメント(Waterfall Lead Enrichment vs Popl のデータプロバイダー)
- 料金モデル(リードごとの従量課金 vs カスタム見積もりライセンス)
- CRM 連携(対応範囲、連携の深さ、セルフサーブ設定の可否)
- 無料枠の内容(契約前に試せる機能)
- 展示会スタッフ向けのチーム展開ワークフロー
情報の確認方法:2026年8月時点の popl.co 公式サイト(料金ページや FAQ を含む)に基づいて事実確認を行いました。Popl は価格を公開しておらず、すべてデモ経由の見積もりとなっています。
一目でわかる比較表:Wave Connect vs Popl(イベントリード獲得・2026年版)
一般的なデジタル名刺機能ではなく、イベントリード獲得に特化した詳細な比較は以下のとおりです。
| 機能・項目 | Wave Connect | Popl |
|---|---|---|
| 最適な対象 | 獲得したリードの分だけ支払いたい企業 | 定額ライセンスを好む大規模チーム |
| 料金モデル | エンリッチ済みリード課金:従量10ドル、年500件で8ドル、年1,500件で7ドル 🏆 | カスタム見積もりライセンス、価格非公開(2026年8月時点) |
| ユーザーごとの追加費用 | なし(ユーザー数無制限、リードプールを共有) | FAQ によると不要(ライセンスでチーム全体をカバー) |
| エンリッチメント失敗時 | 0ドル(成功したリードのみ課金) 🏆 | 非公開 |
| 事前の費用予測 | 可能(固定単価の前払いリードプール) 🏆 | 見積もり内容に依存 |
| 無料トライアル | CRM 連携対応のエンリッチ済みリード10件 🏆 | デモ必須(チーム向け無料プランは非公開) |
| バッジスキャン | AI Badge Scanner が印字面を読取(API や専用端末不要) | Universal Badge Scanner も印字面を読取 |
| エンリッチメント | Waterfall Lead Enrichment:複数プロバイダー+AI 検索 🏆 | 20社以上のデータパートナー、公称90%の成功率 |
| CRM 連携 | HubSpot、Salesforce、Zoho(カスタムフィールドマッピング対応) | ネイティブ連携10種以上(Salesforce、HubSpot、Marketo、Dynamics、Zoho など) 🏆 |
| イベント追跡 | イベント別ダッシュボード:連絡先とパイプラインを可視化 | 専用のキャンペーン管理機能 |
| デジタル名刺 | 全プランに標準搭載 🏆 | 利用可能(方向転換後は副次的な位置づけ) |
| NFC 製品 | メタル刻印カード+PVC カード 🏆 | 既存アクセサリのみ(2026年8月時点でストア閉鎖) |
| 一括チーム展開 | Excel インポート:5分で200人分のカードを発行 🏆 | CSM によるオンボーディング対応 |
| セキュリティ | SOC 2 Type II | SOC 2 Type 2 |
機能情報は2026年8月時点の確認内容です。最新情報は Popl 公式サイトをご確認ください。Popl の料金はデモ商談を通じて個別に提示されます。
料金比較:リード課金 vs カスタム見積もりライセンス
両プラットフォームの最も大きな違いは料金体系にあります。これは単なる表面的な違いではなく、根本的な構造の違いです。
Wave Connect の課金対象はシンプルで、「CRM に即連携できるエンリッチ済みリード」のみです。従量課金なら契約の縛りなく1件あたり10ドルです。年間一括払いにすると単価が下がり、500件で1件あたり8ドル、1,500件で7ドル、年間2,000件を超える場合はカスタム料金が適用されます。ユーザー単位の費用やプラットフォーム基本料は一切かかりません。チーム全員を招待し、同じリードプールから消費できます。エンリッチメントに失敗したリードには費用が発生しません。また、同等以上のプランで更新すれば、使い切れなかったリード枠は翌年に繰り越されます。
一方、Popl はライセンス販売を行っています。2026年8月時点で料金ページには価格が掲載されておらず、FAQ にも明記されています。ニーズに合わせたカスタム見積もり制で、個別商談を通じて価格が提示されます。ユーザー数無制限・イベント数無制限・リード獲得数無制限で、クレジット制ではありません。このモデルのメリットは、一度契約してしまえば追加料金を気にせず使える点です。ただし、商談を受けるまで価格が分からず、他社と比較しにくいというデメリットがあります。

💡 創業者の視点:定額ライセンスとリード従量課金は、それぞれ活きる場面が異なります。年間でエンリッチするリードが数百件程度であれば、定額ライセンスよりもリード課金のほうが確実にコストを抑えられます(両方を検討された多くのお客様からも同様の声をいただいています)。一方で超大規模な獲得が見込める場合は、リード数に応じて費用が増えないライセンス型のほうが有利になることもあります。どちらを選ぶにしても、Popl の見積もり金額を年間で獲得見込みのリード数で割り、10ドル・8ドル・7ドルという単価と比較してみることをおすすめします。この計算をするだけで、どの機能表を見るよりも明確な判断基準が得られます。
無料枠について言えば、Wave Connect はすべてのアカウントにイベント獲得テスト用のエンリッチ済み・CRM 連携対応リード10件分が無料で付与され、デジタル名刺には無料プランがあります。対する Popl のチームプランはデモ商談が必須で、公開されている無料プランはありません。リード獲得ツールの料金体系をより詳しく知りたい方は、展示会リード獲得に最適なツールガイドも併せてご覧ください。
バッジスキャン:仕組みは同じでもアプローチが異なる2つのスキャナー
多くの比較記事で見落とされがちな重要な事実があります。それは、どちらのプラットフォームもイベント主催者のバッジシステムに依存していないという点です。これは利用者にとって大きなメリットです。
Wave Connect のAI Badge Scannerは、バッジ上の QR コードやバーコード、イベント API、主催者指定のバッジ端末を必要としません。バッジに印字された氏名と企業名を読み取り、Waterfall Lead Enrichment と AI 検索によって検証済みの連絡先を瞬時に特定します。そのため、大規模カンファレンスから地方の展示会、個別の勉強会まで、あらゆるイベントでそのまま利用できます。さらに、紙の名刺や手書きのメモ、LinkedIn の QR コードのスキャンにも対応しています。
Popl のUniversal Badge Scanner(公式機能名)も同様のアプローチを採用しています。公式サイトによると、QR コードに頼らずバッジの印字情報を読み取るため、QR コードが暗号化されている展示会でも問題なく動作します。この点は高く評価すべき優れた機能です。
両ツールとも紙名刺の読み取りとオフラインモードに対応しています。オフライン対応は想像以上に重要です。展示会場の Wi-Fi は混雑で繋がらなくなることが日常茶飯事であり、通信が途切れた途端に使えなくなるスキャナーは大きなリスクになります。その他のスキャナーも検討したい方は、展示会向けおすすめバッジスキャナーガイドもご参照ください。
リードエンリッチメント:スキャンデータを「商談に使える情報」に変える
展示会で獲得したリードの価値は、付随する連絡先データの質で決まります。バッジをスキャンして氏名と社名しか取得できず、直通メールアドレスや電話番号が分からなければ、その後のアプローチは制限されてしまいます。エンリッチメントはその課題を解決する重要なプロセスであり、私たちが最もこだわりを持って開発している部分です。
Wave Connect のWaterfall Lead Enrichmentは、スキャンごとに複数のデータプロバイダーと AI 検索を順番に巡回し、検証済みのメールアドレス、携帯・オフィスの電話番号、LinkedIn プロフィール、顔写真、オフィスの住所を自動取得します。1つのソースで見つからなければ次のソースを探索します。そして、すべての経路で情報が見つからなかった場合、そのリードに対する課金は一切発生しません。購入者にとって本当に価値があるのは「実際にアプローチできる連絡先データ」であり、検索の試行回数ではないからです。
Popl も独自のデータエンジンを通じてリードのエンリッチメントを行っており、トップページには20社以上のデータパートナーと連携し、エンリッチメント成功率90%(メールまたは LinkedIn プロフィールの特定成功率)を達成していると記載されています。これらは Popl の公称値であり当方で実測したものではありませんが、情報が見つからなかった場合にライセンスの価値がどう保証されるかについては明記されていません。
💡 創業者の視点:エンリッチメントの質は、フォローアップメールが相手の受信トレイに届くか、それとも CRM に中途半端なデータが溜まるだけかの決定的な分かれ目になります。私たちが単一のデータベースに頼らず、複数のプロバイダーを束ねたウォーターフォール構造を採用し、「失敗時は0ドル」というルールを設けているのはそのためです。どのツールを選ぶ場合でも、「何種類のデータソースを照合しているか」「取得できなかった場合の費用はどうなるか」の2点は必ず確認することをおすすめします。
CRM 連携の比較
Popl は Salesforce、HubSpot、Marketo、Dynamics 365、Zoho、Monday、Slack など、10種類以上のネイティブ連携をセルフサーブで提供しています。連携先の豊富さは非常に魅力的であり、サポートに依頼することなく管理画面から即座に設定できる点も便利です。
Wave Connect は HubSpot、Salesforce、Zoho とネイティブ連携しており、どのデータをどの項目に流し込むかを柔軟に指定できるカスタムフィールドマッピングに対応しています。CRM 同期に追加費用はかからず、エンリッチ済みリードの標準機能として利用できます。
| Wave Connect | Popl | |
|---|---|---|
| Salesforce | 対応 | 対応 |
| HubSpot | 対応 | 対応 |
| Zoho | 対応 | 対応 |
| Marketo | 非対応(ネイティブ) | 対応 🏆 |
| Dynamics 365 | 非対応(ネイティブ) | 対応 🏆 |
| カスタムフィールドマッピング | 対応 | 対応 |
| CRM 同期費用 | 追加費用なし | ライセンスに含まれる |
Salesforce や HubSpot を利用している一般的な企業であれば、どちらのプラットフォームでも十分に対応できます。社内システムが Marketo や Dynamics 365 を中心に構成されている場合は、Popl の幅広い連携機能が大きな強みになります。展示会後のスムーズな CRM 連携のコツについては、展示会での効率的なリード獲得方法をご覧ください。
Popl がイベントで優れている点(率直な評価)
Popl は非常に強力な競合であり、その強みを過小評価することは読者の皆様への誠実さを欠くことになります。率直に評価できる強みは以下のとおりです。
- 圧倒的な市場シェア:2026年8月時点で G2 レビュー5,292件、Fortune 500の90%が導入。G2 のレビューはこちらで確認できます。
- 上限なしの包括ライセンス:FAQ によると、1つの契約でユーザー数、イベント数、リード数が無制限。大規模組織でも管理が容易です。
- 高性能なバッジスキャナー:印字面を直接読み取るため、暗号化 QR コードのバッジにも対応可能。
- 売上に直結した導入実績:イベントから600万ドルのパイプライン創出、75万ドルの成約実績など、具体的な成果事例を公開。
- 専任 CSM によるオンボーディング:チームアカウント向けに30日間の体系的な導入支援プログラムと研修を提供。
- イベントキャンペーン管理:イベントごとの専用キャンペーン作成とトラッキングが可能。
- 10種類以上の CRM 連携:セルフサーブ設定が可能な幅広いネイティブ連携。
- 価格が非公開:すべてのチームプランがデモ商談を経由したカスタム見積もり(2026年8月時点の FAQ より)。
- 事前に予算を立てにくい:営業担当者と商談を行わなければ他社との費用比較ができません。
- リード数次第では割高になる可能性:小〜中規模の獲得ボリュームでは定額ライセンスが従量課金よりも高額になりやすく、超大規模顧客に有利なモデルです。
- チーム向け無料プランがない:ツールの試用ではなく、必ず営業デモから始める必要があります。
- デジタル名刺機能の優先度低下:イベントリード獲得への方針転換以降、デジタル名刺の機能開発は副次的な位置づけになっています。
Wave Connect がイベントで優れている点
- 獲得したリードの分だけ支払う明朗会計:従量課金10ドル、年間500件で8ドル、1,500件で7ドル、2,000件以上は個別相談。ユーザー追加費用や基本料は0円です。
- エンリッチメント失敗時は0ドル:検証済みの連絡先データを取得できなかった場合、費用は一切かかりません。
- Waterfall Lead Enrichment:複数のプロバイダーと AI 検索を駆使し、確認済みメール、電話番号(携帯・代表)、LinkedIn、顔写真、住所を高精度で補完。
- あらゆる展示会で使える AI Badge Scanner:イベント API や専用端末レンタルは一切不要。紙の名刺、手書きメモ、LinkedIn の QR コードも読み取り可能です。
- ユーザー数無制限:チーム全員でスキャンでき、リードプールを共有できます。
- 出展前に正確なコストを把握可能:固定単価の前払い方式で、未消費分は同等以上のプラン更新時に翌年へ繰り越せます。
- 無料のエンリッチ済みリード10件を提供:費用をかける前に実際のイベントで精度を試せます。
- デジタル名刺とリード獲得を一体化:ブーススタッフは同じプラットフォーム上でリードを獲得しながら、自身のデジタル名刺を配布できます。
- Excel による一括インポート:展示会スタッフ200人分のデジタル名刺をわずか5分で発行可能。
- SOC 2 Type II 準拠:すべてのプランにエンタープライズ水準のセキュリティが標準搭載されています。
- 市場規模・認知度の差:Popl の5,292件の G2 レビューや Fortune 500企業の実績にはまだ及びません。
- 1ユーザーにつき1プロフィール:1人の担当者が複数の肩書・ペルソナを使い分けたい場合、現時点では制限があります。
- ネイティブ CRM 連携の数:HubSpot、Salesforce、Zoho に対応していますが、Marketo や Dynamics 365 へのネイティブ対応は今後の予定です。
- シンプルなキャンペーン機能:イベント別の連絡先やパイプラインを把握できるダッシュボードはありますが、Popl ほどの多機能な専用キャンペーン管理機能はありません。
💡 創業者の視点:Wave Connect と Popl のどちらを選ぶかは、「成果に対して支払いたいか、それとも利用権に対して支払いたいか」という点に集約されます。Wave Connect は成果(CRM に即連携できるエンリッチ済みリード)に価格を設定し、ブース出展前に正確なコストが分かります。一方の Popl は利用権(チーム全体のライセンス)に価格を設定し、営業商談を通じて見積もりを提示します。年間数百件のリードを獲得するチームなら、リード課金のほうが確実に費用対効果が高くなります。年間数万件規模の大量リードを獲得する企業であれば、ライセンス見積もりを取得して1件あたりの単価を計算してみる価値があります。
どちらのプラットフォームを選ぶべきか?
Popl が適しているケース:
- ユーザー数やリード数の上限を気にせず、チーム全体を1つの定額ライセンスで運用したい大企業
- 年間数万件のリードを獲得するため、ライセンス型のほうが1件あたりのコストを抑えられる場合
- 社内システムが Marketo や Dynamics 365 を利用しており、ネイティブ連携が必須である場合
- すでに Popl の NFC ハードウェアを導入しており、既存のエコシステムを維持したい場合
- 専任 CSM による手厚い導入支援や体系的な研修プログラムを重視する場合
Wave Connect が適しているケース:
- 従量10ドル、年500件で8ドル、1,500件で7ドルといった事前に明確な単価で、獲得したリードの分だけ支払いたい場合
- 営業デモを受ける前に、まずは10件の無料リードで実際のツールの使い勝手を試したい場合
- エンリッチメントの精度を最優先し、取得失敗時の費用を0ドルに抑えたい場合(複数ソース照合+AI 検索)
- リード獲得機能と高品質なデジタル名刺を1つのツールでシームレスに運用したい場合
- ユーザーごとの追加費用なしでチーム全員にスキャナーを持たせたい場合(Wave Connect のイベントリード獲得は全プランでユーザー数無制限)
他のイベントリード獲得ツールも比較検討したい方は、Wave Connect vs iCapture の比較やWave Connect vs momencio の比較も併せてご覧ください。リード獲得以外の出展準備全般については、展示会出展の完全準備ガイドでブース設営からフォローアップまでの全体像を解説しています。また、デジタル名刺機能を中心とした比較は、Popl vs Wave Connectの解説記事をご確認ください。
💡 創業者としての所感:Wave Connect の創業者として多少の手前味噌はあるかもしれませんが、Popl が素晴らしいプロダクトを構築し、確固たる市場シェアを築いていることは大いに尊重しています。その上で、多くのイベント出展チームにとって最も重要となるポイント——アカウント数ではなく獲得した有効リードに対して支払うこと、出展前に単価が確定していること、情報取得に失敗したリードは0円であること、スタッフが配るデジタル名刺も同じ画面で完結すること——において、Wave Connect は極めて強力な価値を提供できると確信しています。ぜひPopl 公式サイトやG2 のレビューもチェックして、自社に最適な選択肢をご判断ください。
よくある質問(FAQ)
Popl のイベントリード獲得ツールの実際の費用はいくらですか?
Popl は具体的な料金を公開していません。2026年8月時点の公式 FAQ によると、すべてのプランがデモ商談を通じたカスタム見積もりとなっており、ユーザー数やリード数の従量課金ではなく、上限なしの包括ライセンスとして提供されています。
Popl は獲得リード数に応じた従量課金を行っていますか?
いいえ。FAQ によると Popl に従量課金はなく、個別見積もりによるライセンス契約となります。一方、Wave Connect はエンリッチ済みリード1件ごとに課金され、従量課金10ドル、年間500件の前払いで8ドル、1,500件で7ドルとなっており、エンリッチメント失敗時の費用は一切かかりません。
Wave Connect と Popl のエンリッチメント機能にはどのような違いがありますか?
Wave Connect の Waterfall Lead Enrichment は、スキャンごとに複数のデータプロバイダーと AI 検索を順次実行し、検証済みのメールアドレス、電話番号(携帯・代表)、LinkedIn プロフィール、顔写真、住所を取得します。Popl は公称で90%のエンリッチメント成功率を謳っています(Popl の公開数値であり、当方による実測値ではありません)。
この記事は以前の Popl vs Wave Connect の比較記事と何が違うのですか?
比較の焦点が完全に異なります。以前のPopl vs Wave Connect 比較記事はデジタル名刺機能を中心としたものでした。本記事は、Popl の事業方針転換を受けた「イベントリード獲得」に特化した比較となっています。
Wave Connect のバッジスキャナーは、暗号化された QR コードのバッジでも使えますか?
はい、問題なく使用できます。AI Badge Scanner はバッジ上の QR コードに一切依存しません。バッジに印字された氏名と企業名を読み取り、Waterfall Lead Enrichment と AI 検索で連絡先を補完します。Popl のスキャナーも同様に印字面を読み取る仕組みを採用しています。
主催者のバッジ端末レンタルやイベント API の購入は必要ですか?
いいえ、不要です。両プラットフォームとも印字されたバッジを直接読み取るため、展示会主催者から高額な端末をレンタルしたり、イベント API を購入したりする必要はありません。
CRM 連携の数が多いのはどちらですか?
Popl です。Salesforce、HubSpot、Marketo、Dynamics 365、Zoho など10種類以上のネイティブ連携に対応しています。Wave Connect は HubSpot、Salesforce、Zoho とネイティブ連携しており、カスタムフィールドマッピングに対応しています。CRM 同期に伴う追加費用は一切かかりません。
Popl は現在もデジタル名刺企業なのですか?
Popl は現在、イベントリード獲得プラットフォームを前面に打ち出しています。現在もデジタル名刺や NFC 製品を提供してはいますが、公式サイトの訴求やプロダクト開発の主力はリード獲得、エンリッチメント、エンタープライズ機能へと移行しています。
Wave Connect の無料トライアルには何が含まれますか?
すべてのアカウントに、有効期限なしのエンリッチ済み・CRM 連携対応リード10件分が付与されます。実際の展示会で AI Badge Scanner の読み取り精度やデータ補完の品質を無料でテストできます。
20人未満のチームにはどちらがおすすめですか?
一般的には Wave Connect がおすすめです。ライセンス規模ではなく、実際に獲得したリード数に応じて費用が決まるためです。年間数百件のリードを獲得する規模のチームであれば、1件あたり8〜10ドルの従量制のほうが費用を大幅に抑えられます。大量リードを想定した高額な包括ライセンスを契約する必要はありません。大規模な獲得が見込まれる場合は、両社の費用を算出して比較することをおすすめします。
次の展示会で、もっと多くの商談リードを獲得しませんか?
まずは10件分の無料エンリッチ済みリードから始めましょう。ユーザー追加費用なし、獲得した分だけの明朗会計で、高品質なデジタル名刺も1つのプラットフォームで利用できます。
Wave Connect のイベントリード獲得を無料で試す著者について:George El-Hage は、AI バッジスキャナー、ウォーターフォール型エンリッチメント、CRM 同期、本格的なデジタル名刺機能を統合したイベントリード獲得プラットフォーム「Wave Connect」の創業者です。20万人以上のプロフェッショナルやチームに利用されています。イベントテクノロジーとデジタルネットワーキング分野で6年以上の経験を持ち、あらゆる規模のチームにおけるリード獲得の成功法則に精通しています。Wave Connect は SOC 2 Type II に準拠し、主要な CRM プラットフォームと連携可能です。George への連絡は LinkedIn まで。




