【2026年最新】展示会向けリード獲得&リード情報取得ツールおすすめ8選

George El-HageGeorge El-Hageオン 2026年7月30日18 分で読めます
Digital business card with trade show icons.

展示会でのリード獲得は、イベントの費用対効果(ROI)を大きく左右します。ブース費用や渡航費、宿泊費に多額の投資をしても、紙の名刺管理に手間取ったり使いにくいレンタルスキャナーに頼ったりしていては、せっかくのリードを半分も無駄にしかねません。私自身、現場で同じ課題に何度も直面したことが、Wave Connectを立ち上げたきっかけの一つでした。

本ガイドでは、2026年の展示会に最適なリード獲得ツール8選と、それぞれの強みや予算に応じた選び方を分かりやすく解説します。また、出展社が混同しがちな「リード情報取得(Lead Retrieval)」と「リード獲得(Lead Capture)」の違いや、主催者の公式レンタルスキャナーにかかる実際の費用についても掘り下げます。実際のイベント現場でチームとともに検証した内容ですので、単なるスペック比較ではありません。

要点まとめ

2026年の展示会において、Wave Connectはもっとも優れたオールインワンのリード獲得ツールです。バッジスキャン、デジタル名刺、CRM連携を1つのアプリに統合。ウォーターフォール方式のデータエンリッチメント(複数のデータプロバイダーとAI検索を組み合わせ、メールアドレス、電話番号、LinkedIn、顔写真、オフィス情報まで検証)により、業界トップクラスのデータ精度を誇ります。 料金は獲得したリード分だけを支払う従量課金制(従量課金は1件10ドル、プリペイドは1件7〜8ドル、年間2,000件超はカスタムプラン)。追加のユーザーごとの月額費用もかかりません。主催者の公式スキャナーレンタルが1人・1展示会あたり350〜735ドルかかるのに対し、あらゆる展示会で使えるリード獲得アプリなら、そのごくわずかなコストで同じ作業をこなせます。

イベントリード獲得のおすすめツール

私はこれまで何十回もの展示会に参加してきました。もっとも避けたいのは、集めた紙の名刺の山を抱え、その半分を紛失してしまうことです。さらに使いづらいスキャナーに何十万円も払うのは避けたいところです。

業界での実体験に基づき、自信を持っておすすめできるツールをご紹介します。

1. Wave Connect

おすすめのオールインワンソリューション

私がWave Connectを開発した理由は、使いづらく高額なイベントソフトウェアにうんざりしていたからです。予算を圧迫することなく、チーム全員で快適に使えるツールを作りたいと考えました。Wave Connectはイベントリード獲得に特化したプラットフォームであり、ウォーターフォール方式のエンリッチメントとCRM連携を備えたAIバッジスキャナー、さらに本格的なデジタル名刺機能を1つにまとめています。

スピード感を重視するチームに最適で、わずか数分でセットアップが完了します。自身の連絡先シェアから相手のバッジスキャンまで、ブースでのやり取りをすべてこれ1つで完結できます。

Wave ConnectのAIバッジスキャナーは、あらゆるイベントでそのまま利用可能です。イベント専用の機器も、主催者との面倒なレンタル契約も必要ありません。費用は獲得したリード数に応じた従量課金制(エンリッチメント済みリード1件あたり7〜10ドル、最初の10件は無料)です。ユーザーごとの追加費用やプラットフォーム基本料は一切かかりません。展示会のたびに担当者1人あたり350〜735ドルかかる公式レンタルスキャナーと比べると、その差は歴然です。

さらにWave ConnectはCRMと直接同期するため、イベント後の手動データ入力は一切不要です。会場を後にする前に、すべてのリードが商談パイプラインへ登録されます。完全なイベントリード獲得ソフトウェアとして機能するため、ブースで別々のスキャナーアプリを使い分ける煩わしさもありません。

Wave Connectのイベントリード獲得ページ。

主な機能

  • AIバッジスキャナー:あらゆる展示会で、入場バッジ、紙の名刺、QRコードをスムーズにスキャン。主催者専用キットやレンタル契約は一切不要です。
  • ウォーターフォール方式のリードエンリッチメント:もっともこだわった機能です。1回のスキャンごとに複数のデータソースとAI検索を実行し、メールアドレス、携帯・代表電話番号、LinkedInプロフィール、顔写真、オフィス住所を自動検証・補完します。情報が取得できなかったリードには料金が発生しません。
  • ユーザー数無制限:チーム全員を無料で追加可能。料金は獲得したリード数のみで、獲得枠はチーム全員で共有できます。
  • カスタム予備選別(クオリファイア):見込み度、関心のある製品ライン、フォロー担当者などのタグをブースで即座に設定可能。帰路につく前にリストの整理が完了します。
  • オフラインモード:展示会場のWi-Fiが途切れても、確実にデータを取得・共有できます。
  • カスタムマッピング対応のCRM連携:HubSpot、Salesforce、Zohoと連携し、どの項目をどのフィールドに送るかを自由に設定できます。プラットフォームごとのCRM連携の詳細は、設定ガイドをご覧ください。
  • デジタル名刺:連絡先情報をリアルタイムで更新できるため、相手に常に最新の情報を届けられます。

Wave Connectのおすすめポイント

どのサービスも「シンプル」と謳いますが、Wave Connectの料金体系は本当にわかりやすい仕組みになっています。費用は獲得したリード分だけ。ユーザーごとの基本料や月額プラットフォーム料は不要です。従量課金はリード1件10ドル、プリペイドなら1件7〜8ドル、年間2,000件超の場合はカスタム見積もりとなります。情報補完に失敗したリードは課金対象外で、同プラン以上で更新すれば未使用のリード枠も繰り越せます。さらにAIバッジスキャナーはどの展示会でもそのまま使え、主催者から機器を借りる必要もなく、スマートフォン1台で完結します。

検討時の注意点

Wave Connectはデジタルファーストのツールです。重くて使い慣れた従来型の専用端末をレンタルしたい場合には向きません。スマートフォン上で動くアプリですので、現代の99%のチームにとっては大きなメリットですが、物理スキャナーのレンタルを好む従来型の業界もあります。

総評

もっとも多機能なツールを適正なコストで導入したいなら、Wave Connectが最適です。最初の10件のエンリッチメント済みリードは無料で試すことができ、その後も獲得した分だけ支払う仕組みです。成長企業にとってスマートな選択肢となります。

2. iCapture

データ転記の精度で選ぶなら

iCaptureはこの分野で広く知られたツールで、Cventによる買収後は「Cvent | iCapture」として展開されています。130社以上のバッジプロバイダーと連携し、バッジの背後にある公式登録データを直接取得する仕組みを強みとしています。

iCaptureのウェブサイトトップページ。

主な機能

  • バッジプロバイダー連携:130社以上のバッジシステムと接続し、対応イベントではバッジ背後の公式登録データを直接取得できます。
  • バッジ&名刺スキャン:バッジ、名札、紙の名刺を撮影するだけで、リードフォームへ自動入力されます。
  • オフラインモード:インターネット接続がない環境でも動作するため、電波の不安定な会場でも安心です。
  • CRM連携:Salesforce、HubSpot、Marketo、Eloquaに対応しています。
  • カスタム予備選別:メモやタグ付け機能により、フォローアップの優先順位を整理できます。

iCaptureのおすすめポイント

圧倒的なバッジ連携数が最大の魅力です。イベントの登録プロバイダーが130社以上の連携先に入っていれば、OCRの推測に頼らず公式登録データをそのまま取得できます。SalesforceやHubSpotとの連携もスムーズで、通信が遮断された際にもオフラインモードが頼りになります。

検討時の注意点

費用が高額になる傾向があります。料金は問い合わせ制で、大企業向けの予算設定となっています。また、連絡先情報のエンリッチメントには自社で契約しているZoomInfoアカウントの連携が推奨されており、クレジットや利用料金は自己負担となります。つまり登録データ自体は取得できるものの、追加情報の補完には別サービスの契約が必要です。

総評

大企業向けの予算があり、大規模イベントで公式バッジシステムとの深い連携を重視するなら、iCaptureは堅実で信頼できる選択肢です。ただし、情報補完用の別ツールの費用も想定しておく必要があります。

3. Cvent LeadCapture

エンタープライズイベントに最適

Cventはイベント業界の世界的リーダーです。大規模なカンファレンスに参加したことがある方なら、一度はそのロゴを見かけたことがあるでしょう。同社のリード獲得ツールは、包括的なイベント管理エコシステムの一部として提供されています。なお、前述のiCapture(2位)もCvent傘下にあり、展示会特化型がiCapture、Cvent本体に統合されたライト版がLeadCaptureという位置づけです。

Cventのウェブサイトトップページ。

主な機能

  • マルチプラットフォーム対応:iOSとAndroidの両方で利用可能です。
  • リードの予備選別:メモ、タグ、スコアリングをその場でリードへ付与できます。
  • レポーティング:イベントのROIを詳細に可視化する分析機能を備えています。
  • CRM連携:CRMと直接連携し、リードの動向を即座に追跡できます。
  • オフラインモード:インターネット環境がなくても、オフラインQRコードで連絡先を確実に共有可能です。

Cvent LeadCaptureのおすすめポイント

大企業での運用に非常に適しています。ブースに50名のスタッフが立つような大規模イベントでも安定して稼働します。レポート機能が極めて詳細で、どの担当者がもっとも多くスキャンし、何件が条件を満たしたかまで正確に把握できます。

検討時の注意点

導入コストが高額です。また、画面や機能が大企業向けで複雑なため、チームが使いこなすにはトレーニングが必要となります。「スキャンしてすぐ使いたい」というシンプルな用途にはオーバースペックになる可能性があります。

総評

すでにCventの他製品を導入している大手グローバル企業には最適です。それ以外の企業にとっては、コストと機能の両面でややハードルが高いと言えます。

4. Popl

NFCハードウェア&総合GTMプラットフォームに強み

Poplはデジタル名刺からスタートし、その後イベントリード獲得へと注力したサービスです。現在では自らを「対面型GTMプラットフォーム」と位置づけています。同社のバッジスキャナーは、単なるおまけ機能ではなく本格的に作り込まれています。

Poplのウェブサイトトップページ。

主な機能

  • AIバッジスキャン:バッジをスキャンするとAIが連絡先を自動入力。Poplは90%のエンリッチメント成功率をアピールしています(同社公表値)。
  • リードエンリッチメント:スキャンした連絡先にメールアドレス、役職、会社情報を追加します。
  • NFCハードウェア:カード、リストバンド、バッジ、スタンドなどのNFCアクセサリーでブランドを確立(ただし2026年8月現在、公式サイトでの直接販売は終了しています)。
  • デジタル名刺:創業時からの主力機能であり、現在も高い完成度を誇ります。
  • CRM連携:Salesforce、HubSpotに加え、Zapier経由で数千種類のツールと連携可能です。

Poplのおすすめポイント

アプリの洗練度が高く、使い勝手に優れています。イベント演出用のリストバンドや役員向けのメタルカードなど、物理的なNFCデバイスを活用したいチームにとって、選択肢の多さは大きな強みです。

検討時の注意点

ウェブサイト上に料金が一切公開されていない点が懸念材料です。2026年7月時点で確認したところ、個人向け・チーム向け・イベント向けのすべてが「営業へ問い合わせ」となっていました。デモを受けるまで費用感が掴めず、事前の予算計画が立てにくいのが実情です。🚩

総評

優れた技術を持ち、イベント向け機能にも力を入れています。しかし料金が非公開の場合、ベンダー主導の価格交渉になりがちです。導入前にリード1件あたりの単価が明確にわかるWave Connectのほうが、予算管理の面で安心感があります。詳細な比較はイベントリード獲得におけるWave ConnectとPoplの比較記事をご覧ください。

5. Blinq

デジタル名刺にイベントリード獲得を追加したいチーム向け

Blinqはデジタル名刺の分野で知名度の高いサービスで、イベントリード獲得機能にも注力しています。高速スキャン、AIエンリッチメント、ブースでの会話を記録するAI議事録機能などを備えており、非常に優れたプロダクトです。

Blinqのイベントリード獲得ページ。

主な機能

  • ユニバーサルスキャナー:イベントバッジ、紙の名刺、LinkedInのQRコード、名札を読み取り可能。
  • 連絡先エンリッチメント:スキャンごとに検証済みメール、電話番号、役職、LinkedIn、会社情報を自動補完。
  • AI議事録:連絡先情報とともに、ブースでの商談内容を録音・要約。
  • キャンペーン管理:イベントごとのリード自動タグ付け、カスタム予備選別、イベント別レポート。
  • CRM同期:BusinessプランでHubSpot、Salesforce、Dynamics、Marketoとネイティブ連携。
  • デジタル名刺:創業時からの主力機能。洗練されたデザインで、無料プランでも名刺2枚まで作成可能。

Blinqのおすすめポイント

名刺の共有体験は業界トップクラスのスムーズさです。Businessプランは月額4.99〜6.99ドル/ユーザーと手頃ですが、これはデジタル名刺機能の料金であり、イベントリード獲得はリードごとに別途従量課金されます。どのプランでもデータのエクスポートは無料で、重複スキャンに対して二重請求されない点も良心的です。

検討時の注意点

イベント参加前に料金ヘルプページをよく確認しておく必要があります。2026年7月時点の公式ドキュメントによると、獲得リード1件ごとにユーザー月額費に加えて9.99ドルのクレジットが消費されます。メールや電話番号が見つからなかった場合でも一部クレジットが消費されるため、情報補完に失敗しても無料にはなりません(なお、Wave Connectは情報補完できなかった場合は完全無料です)。手動入力でもクレジットが消費され、すべて翌月後払いとなるため、イベント全体の費用は終了後まで確定しません。大口割引は用意されているものの公開されておらず、問い合わせが必要です。

また、AI議事録機能はブースでの会話を録音するため、プライバシーや録音同意の面で運用上の配慮が必要です。法規制への対応を含め、混雑する展示会場で気軽に使えるかどうかは事前に確認しておくべきでしょう。

総評

普段からデジタル名刺を活用しており、年に数回イベントへ出展するチームには有力な選択肢です。ただし想定リード数に応じた試算を事前に行うことをおすすめします(300件のリード獲得で約3,000ドルのクレジット費用+ユーザー月額費が発生します)。詳細はBlinqの代替ツール比較ガイドをご確認ください。

6. Whova

イベント管理アプリの利用者に最適

Whovaは主にイベント運営・進行向けの総合アプリです。参加者はタイムテーブルの確認やネットワーキングに活用しますが、出展社向けのリード情報取得機能も備わっています。

Whovaのウェブサイトトップページ。

主な機能

  • アプリ内スキャン:既存のイベントアプリを使い、参加者のQRコードをスキャン。
  • 出展社ハブ:ブースの出展情報を一元管理できる専用ダッシュボード。
  • 手動入力:スキャンがうまく読み取れなかった場合の手動入力に対応。

Whovaのおすすめポイント

イベント全体ですでにWhovaが採用されている場合、別アプリをダウンロードする手間がなくスムーズです。開催前からアプリ内で参加者とコミュニケーションを取りたい中規模イベントなどに役立ちます。

検討時の注意点

リード獲得機能は追加オプション費用となるケースが多く見られます。また、イベント管理アプリにスキャナーを追加した構成であるため、Wave ConnectやiCaptureのような特化型ツールに比べるとCRM連携の深さで見劣りします。

総評

主催者から指定されている場合はWhovaを利用するのが無難です。それ以外の場合は、専用ツールを導入したほうがデータを自由に活用できます。

7. Captello

ゲーミフィケーションで集客したいチーム向け

Captelloはゲーム要素を取り入れてリード獲得を楽しく演出するユニークなツールです。ブースへの立ち寄りを増やしたい場合に効果的なアプローチとなります。

Captelloのウェブサイト。

主な機能

  • ゲーミフィケーションによる獲得:ミニゲームや抽選会を活用して来場者の登録を促進。
  • ユニバーサルスキャン:バッジやフォームのスキャンに対応。
  • 自動化連携:MarketoやSalesforceと同期可能。

Captelloのおすすめポイント

ゲームによる演出が魅力的で、ブース前を通り過ぎようとする来場者の足を止めるきっかけになります。景品と引き換えに連絡先をもらう昔ながらの手法をスマートにデジタル化でき、リードの総数を増やすのに役立ちます。

検討時の注意点

「量」と「質」のバランスに注意が必要です。製品に関心がある見込み客だけでなく、単に景品目当ての来場者が混ざりやすいため、その後の選別が欠かせません。また、サイト上に明確な料金が掲載されていません。

総評

大規模なBtoC向け展示会や、とにかくブースで話題を作りたい場合に適しています。獲得後のリードクオリファイを丁寧に行う運用設計が大切です。

8. momencio

AI分析機能を重視するチーム向け

momencioはAIを活用してリードの深いインサイトを分析できる、ハイエンド向けのリード獲得ツールです。

momencioのウェブサイト。

主な機能

  • AIエンリッチメント:リードの追加情報を自動で付与。
  • マイクロサイト生成:出会ったリードごとにパーソナライズされた専用ページを生成。
  • 行動インサイト:共有コンテンツへのアクセス状況や反応を追跡。

momencioのおすすめポイント

フォローアップの仕組みが個性的です。通常のメール送信にとどまらず、専用のマイクロサイトを自動作成してアプローチできます。AIエンリッチメントにより、LinkedInで1人ずつ手動検索する手間も省けます。

検討時の注意点

多機能ゆえに複雑です。一般的なブース運営では使い切れない機能も多く、単にバッジをスキャンしたいだけならオーバースペックになる可能性があります。価格帯も高めに設定されています。

総評

商談相手の詳細なインサイトを必要とする先進的なセールスチームに向いています。シンプルで手頃なツールを求めるなら、他の選択肢が適しています。

「リード情報取得」と「リード獲得」の違いとは?

リード情報取得(Lead Retrieval)は、イベント主催者が提供する公式のバッジスキャンサービスであり、特定展示会向けに専用端末やアプリをレンタルします。一方、リード獲得(Lead Capture)は自社で所有し、あらゆる展示会で継続して使えるツールを指します。 どちらも「目の前の相手を連絡先データに変える」という目的は同じですが、主導権を誰が持つかが大きく異なります。リード情報取得システムはその展示会のバッジしか読み取れず、出展のたびにレンタル料が発生し、データも主催者から届くまで待つ必要があります。対照的に汎用リード獲得アプリなら、あらゆるイベントでバッジ・紙名刺・QRコードを読み取り、情報を補完したうえで、会場にいる間にCRMへ直接同期できます。

初めて出展する方が見落としがちなのが、公式レンタルの費用の高さです。出展社向けマニュアルには明確な金額が記載されています。

2026年の実際の注文書をもとに費用を確認してみましょう。

  • ATD 2026:専用ハンディスキャナーのレンタルが495〜545ドル。アプリ版は1ライセンス目が350〜400ドル、追加スタッフ1人につき150〜200ドル。
  • AAOS 2026:ハンディ端末が605〜735ドル、アプリ利用が455〜525ドル。さらに手数料25ドル、紛失補償95ドル、ブースへの配達指定205ドルが加算。😬

4名体制のブースであれば、1回の出展ごとに800〜1,000ドルが毎回消えていく計算になります。しかも手に入るのは、名前・会社名・住所といった事前登録フォームの基本情報だけで、LinkedInや詳細な文脈は含まれません。

💡 Wave Connectのイベント機能を開発した理由:まさにこの課題を解決するためでした。以前出展した際、高額なスキャナーをレンタルしたものの、データが納品されたのは会期終了から数日後でした。その頃には商談の熱も冷めてしまっています。届いた「Acme社 マイケル」という文字を見ても、どんな会話をしたか顔すら思い出せませんでした。そこでWave Connectでは、スキャンと同時に顔写真、LinkedIn、役職、会社情報を自動取得できるようにしました。これならフォローアップの際も、相手の顔と会話を鮮明に思い出せます。

リード情報取得システム(Lead Retrieval)とは?

来場者の入場バッジを読み取るために、展示会主催者が出展社へレンタル提供するハードウェア端末または専用アプリのことです。 サービスカウンターで受け取る専用ハンディ端末、自身のスマートフォンに入れるレンタルアプリ、ベンダーが設営からデータ納品まで行うフルサービスの3形態があります。いずれも1展示会ごとの使い切りレンタルです。

公式レンタルが適しているケースとは?

年に1回しか出展せず、基本的な登録データさえ手に入れば十分という場合なら、申込書1枚で現地サポートデスクも使える公式レンタルは手軽です。 また、ごく一部の展示会では公式ベンダー以外へのバッジデータ連携を制限している場合があるため、出展社マニュアルの確認は推奨されます。それ以外のケース(年に複数回出展する、または当日中にCRMへデータを反映させたい場合)は、自社でリード獲得ツールを導入するほうがコスト面でも圧倒的に有利です。

公式リード情報取得(レンタル)汎用リード獲得アプリ
費用担当者1人・1展示会あたり350〜735ドル情報補完済みリードごとの課金(Wave Connect:1件7〜10ドル、無料枠10件)
複数イベントでの利用❌ 当該展示会のみ✅ 全展示会で利用可能+紙名刺やQRコードにも対応
データ納品タイミング会期中〜会期終了後(主催者指定の形式)✅ 会場にいながらCRMへリアルタイム反映
取得できるデータ項目登録フォーム項目(氏名、会社名、住所など)✅ AI補完:メール、電話、役職、LinkedIn、顔写真
会場サポートデスク✅ ありアプリ内サポート

レンタル料金はATD 2026およびAAOS 2026の公式出展社注文書に基づく(2026年7月確認)。

リード獲得ツールの選定基準

本ランキングを作成するにあたり、多数のソフトウェアを検証しました。評価基準とした主なポイントは以下のとおりです。

1. コストパフォーマンス:展示会出展にはすでに多額の費用がかかっています。単なる名刺スキャンに何十万円もかけるべきではありません。Wave Connectを1位に選んだ最大の理由は、ユーザーごとの基本料がなく、獲得したリード分だけを支払う明確な料金体系にあります。

2. 使いやすさ:ブースのスタッフは接客で手一杯です。複雑な操作を覚える余裕はありません。直感的にかざすだけで使える操作性が求められます。

3. 外部連携の充実度:データがアプリ内に留まっていては意味がありません。HubSpotやSalesforceとの直接同期、またはCSVエクスポートなど、CRMとのシームレスなデータ移行が不可欠です。

4. オフライン時の安定性:展示会場のWi-Fiは混雑で不安定になりがちです。通信が途切れても確実にデータを取得できるオフライン対応は必須条件です。

5. 対応範囲の広さ:すべての来場者がバッジを下げているとは限りません。紙の名刺やスマホのQRコードにも柔軟に対応できる必要があります。小規模イベントで紙の名刺交換が多いチームなら、バッジスキャナーとあわせて専用の名刺スキャナーアプリを持っておくと重宝します。

展示会のリード獲得に関するよくある質問

紙の名刺交換だけでも十分ですか?

運用自体は可能ですが、紛失のリスクがあり、Excelへの手入力に膨大な時間がかかります。 デジタルリード獲得ツールを導入すれば、手作業を大幅に削減し、獲得したリードを即座にCRMへ反映できます。

インターネットがなくてもアプリは動きますか?

大半の主要アプリは動作します。 Wave Connect、iCapture、Cventはいずれもオフラインモードに対応しており、通信が不安定な展示会場でも安心して利用できます。

主催者からスキャナーをレンタルしたほうが良いですか?

基本的にはおすすめしません。 2026年の公式レンタル料金(ATD、AAOS等)は1人・1回あたり350〜735ドルです。汎用アプリなら情報補完済みリード単位の課金となるため、多くのチームでは1回分のレンタル料以下のコストで年間すべての展示会をカバーできます。

獲得したリードをCRMへ取り込むにはどうすればよいですか?

Salesforce、HubSpot、Pipedriveなどへの直接連携機能を備えたアプリを選ぶのがベストです。 直接連携がない場合でも、CSVやExcel形式でのエクスポートに対応しているか確認してください。

展示会後のフォローアップはいつ行うべきですか?

会話の記憶が新しいうち、できれば24〜48時間以内に行うのが理想的です。 アプリによっては、スキャン直後にお礼メールを自動送信するトリガーを設定できます。

専用の読み取り端末を用意する必要はありますか?

いいえ、不要です。 最新のリード獲得アプリはお手持ちのスマートフォンやタブレットのカメラでバッジや名刺をスキャンできるため、専用の重い機器は必要ありません。

1つのアカウントをチーム複数名で共有できますか?

はい、可能です。 多くのツールではチームメンバーを招待でき、管理者は集まったリードを一元管理画面からまとめて確認できます。

リード情報取得アプリ(Lead Retrieval App)とは何ですか?

特定の展示会専用に主催者からレンタルし、来場者バッジを読み取るためのアプリです。 汎用型のリード獲得アプリを導入すれば、展示会ごとのレンタル費用をかけることなく、あらゆるイベントで同じ運用が可能です。

展示会のリード情報取得にはどれくらいの費用がかかりますか?

主催者の公式レンタルは、2026年の実績値で1人・1展示会あたり350〜735ドル程度かかります。 汎用リード獲得アプリは情報補完済みリードごとの従量課金が主流で、Wave Connectなら1件あたり7〜10ドル(最初の10件は無料)から利用できます。

主催者のシステムを使わず、自社のリード獲得アプリを使っても大丈夫ですか?

ほとんどの展示会で問題なく利用できます。バッジに標準的なQRコードやバーコードが印刷されていれば、高性能なリード獲得アプリで読み取り可能です。 ただし一部の主催者はデータ取得を公式機器に限定している場合があるため、出展規約(出展社マニュアル)を事前に確認しておくと安心です。

まとめ

リードの獲得作業そのものに追われて、本来の目的を見失っては本末転倒です。展示会に出展する真の目的は、来場者と有意義な対話を重ね、成約へとつなげることにあります。これから準備を進める方は、ブース設計からチーム教育までを網羅した展示会準備パーフェクトガイドをぜひご活用ください。ツール選定にとどまらないリード獲得戦略全般については、展示会で成果を出すリード獲得術でも詳しく解説しています。

高機能でありながら使いやすく、コストパフォーマンスにも優れたツールをお探しなら、まずはWave Connectの導入をおすすめします。デジタル名刺とバッジスキャナーをアプリ1つでスマートに運用でき、浮いた予算をブース装飾やチームの懇親会に有効活用できます。AI情報補完やLinkedInバッジスキャン機能でPoplの導入を検討中の方は、PoplとWave Connectの徹底比較記事もあわせてご覧ください。

次の展示会で、すべてのリードを確実につかむ

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著者について:George El-Hageは、世界150,000人以上のビジネスプロフェッショナルに支持されるデジタル名刺プラットフォーム「Wave Connect」の創業者です。6年以上にわたり企業の紙名刺からデジタルへの移行を支援してきた経験から、個人および法人におけるデジタル名刺活用の成功ノウハウに精通しています。Wave ConnectはSOC 2 Type II認証を取得しており、Salesforce、HubSpot、Pipedriveなどの主要CRMとスムーズに連携します。

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