2026年のバッジスキャナーの中から、展示会に最適なツールについて率直な評価をお届けします。各ツールの強みや改善点、そして私が最もおすすめするツールについて詳しく解説します。さっそく見ていきましょう。
これまで数多くのツールが登場し、消えていくのを見てきました。シンプルなアプリから複雑なシステムまで幅広く使ってきた経験を活かし、皆さんが迷わず最適なツールを選べるよう整理してお伝えします。
2026年の展示会に最適なバッジスキャナーはWave Connectです。バッジと紙の名刺の両方をスキャンし、すべてのリード情報を自動補完(エンリッチメント)して、リアルタイムでCRMに同期します。料金プランも公開されており、最初はエンリッチメント済みリード10件を無料で試せます。その後は1件あたり10ドルの従量課金で、前払い一括購入なら最安7ドルまで下がります。 今回比較した7つのツールのうち、料金を公開しているのはWave、momencio、Ativの3社のみでした。Ativの無料QRスキャナーは小規模ブース向け、Cventは主催者主導のエンタープライズイベントに適しています。
検証のアプローチ: 自社で開発しているWaveを使って実際の展示会でバッジをスキャンしたほか、自社ツールの開発前にはiCaptureやCvent LeadCaptureも現場で使用してきました。本記事で取り上げるすべてのツールについて、2026年7月時点で各社の公式サイト、料金ページ、アプリストアの掲載情報を確認し、最新のスクリーンショットを取得しています。そのため、本記事に記載の料金は過去の仕様書ではなく、現在公式に公開されている最新情報に基づいています。
評価のポイント:
- イベントバッジと紙の名刺の両方をスキャンできるか
- 混雑した展示会場でもオフラインで動作するか
- リード情報が自動補完された状態でCRMに自動連携されるか
- 実際のコスト、およびデモ予約なしで料金を確認できるか
【2026年版】主要バッジスキャナーの徹底比較一覧
| 料金の公開 | イベント料金 | バッジ・名刺スキャン | オフライン対応 | CRM連携 | |
|---|---|---|---|---|---|
| Wave Connect | ✅ 公開 | リード10件まで無料、以降はエンリッチ済みリード1件あたり$10(従量課金)。前払いパックで500件なら$8、1,500件なら$7 | ✅ バッジ+名刺OCR | ✅ 対応 | ✅ Salesforce、HubSpot、Zoho、Pipedriveなどへのネイティブ連携 |
| Cvent LeadCapture | ❌ 見積もりフォーム | 年間ライセンス+参加者ごとの従量課金 | ⚠️ バッジ(QR/RFID)。名刺は一部のみ | 記載なし | ✅ Cventエコシステム経由 |
| iCapture | ❌ デモ必須 | 非公開(現在はCvent傘下) | ✅ バッジ+名刺 | ✅ 対応 | ✅ Salesforce、HubSpot |
| Popl | ❌ 見積もりフォーム | ライセンス単位(「カスタム見積もり」) | ✅ ユニバーサルバッジ+名刺 | ✅ 対応 | ✅ Salesforce、HubSpot、Marketo、Dynamics、Zoho |
| momencio | ✅ 公開 | 1シートあたり月額$100〜170(年契約、5シート〜。年額$6,000〜) | ✅ バッジ(イベントAPI)+名刺OCR | 記載なし | ⚠️ 有料アドオン |
| Captello | ❌ 会員登録後に開示 | イベントごとのライセンス、従量課金 | ✅ ユニバーサルキャプチャ | ✅ 対応 | ✅ 「主要なすべてのCRM」 |
| Ativ BadgeScanner | ✅ 無料 | 無料(主催者が配布) | ⚠️ QRバッジのみ(名刺不可) | ✅ 対応 | ❌ メールによるCSVエクスポート |
※料金および機能は2026年7月時点で各社の公式サイトにて確認済みです。
展示会におすすめのバッジスキャナー
これまで数多くのソリューションをテストしてきた中で、特におすすめできるツールを厳選しました。まずはイチ押しのツールからご紹介します。
1. Wave Connect
Wave Connectがイチ押しであるのには、明確な理由があります。展示会でのリード獲得が、これまで使ってきたどのツールよりも圧倒的にスムーズかつ効果的になるからです。私たちは、多忙な出展企業 の視点に立ち、使いやすさと強力なバックエンド連携にこだわって開発しました。

✨ 主な機能:
- 超高速バッジスキャン: バッジのQRコードやバーコードを一瞬でスキャンできます。混雑したブースでもストレスなく素早く読み取れます。
- 高精度な名刺OCR: AI搭載スキャナーが名刺を読み取り、連絡先情報を正確に抽出。手入力の手間はもう一切不要です。
- リード情報の自動エンリッチメント: 通常のバッジスキャンで取得できるのは氏名とメールアドレス程度です。Waveなら、認証済みビジネスメール、電話番号、役職、会社情報などを自動で補完。営業チームがすぐにアプローチできる状態でCRMに登録されます。
- カスタマイズ可能なヒアリング項目: アプリ内で見込み顧客への質問項目を自由に設定可能。ニーズをその場で把握し、より的確に見込み度を判定できます。
- リアルタイムCRM同期: リードをスキャンした瞬間に、Salesforce、HubSpot、Zoho、Pipedriveなどへ即座に同期。フォローアップの遅れを防ぎます。
- オフラインモード対応: 会場のWi-Fiが繋がらなくても心配無用です。Waveはオフラインでも完全に動作し、通信環境が復旧した際にすべてのデータを自動同期します。
- チーム管理機能: チーム全体の活動管理、メンバーごとのパフォーマンス追跡、担当者ごとのリード獲得数を一元管理できます。
- フォローアップの自動化: 見込み顧客の関心度や属性に合わせて、アプリから直接パーソナライズされたメールやメッセージを自動配信できます。
💰 料金プラン:
- 無料のエンリッチ済みリード10件をすべてのアカウントに初回特典として付与。有効期限はありません。
- 従量課金制:CRM連携可能なエンリッチ済みリード1件につき$10。 シート課金や契約期間の縛りはありません。
- プリペイドの一括購入なら、500件で1件あたり$8、1,500件で1件あたり$7まで単価が下がります。
- 詳しい料金表はイベントリード獲得ページで公開中。デモコールの予約も不要です。
✅ メリット:
- 設定と操作が驚くほど簡単。チームメンバーも数分ですぐに使いこなせました。
- 料金体系が明瞭で公開されている点。 費用はCRMにすぐ連携できるエンリッチ済みリード単位:従量課金なら1件$10、プリペイドなら500件で$8、1,500件で$7に割引。全アカウントに期限なしの無料リード10件が付いており、価格を確認するためだけにデモを受ける必要もありません。
- リアルタイムのCRM同期が非常に強力で、セールスサイクルの大幅な短縮に貢献します。
- 通信環境の有無にかかわらず安定して動作。ネット環境が不安定な展示会場では決定的な強みです。
- アプリストアで2,000件以上のレビューから4.8/5、G2でも4.6/5の高評価を獲得。サポートチームの対応も極めて優秀です。
❌ デメリット:
- 非常に多機能なため、小規模チームにとっては初期段階で一部の高度な機能を持て余す可能性があります(事業規模拡大時には大いに役立ちます)。
- エンリッチメントの精度は英語データで最も高くなります。多言語にも対応していますが、英語ほど網羅的でない場合があります。
📝 実際の使用感:
ある展示会でインターネット接続が極めて悪かった時のことが印象に残っています。他の出展社が通信の途切れるレンタルスキャナーに悪戦苦闘する中、私たちのチームはWaveのオフラインモードを活用して次々とスキャンを続けました。その日獲得できた質の高いリードの数は過去最高でした。ホテルに戻るとすべてのデータがスムーズに同期され、営業チームはいち早くアプローチを開始できたため、通常よりはるかに迅速に成約を獲得できました。まさに大成功であり、信頼性の高い優れたアプリの真価を実感した瞬間でした。
2. Cvent LeadCapture
Cventはイベント管理分野における大手であり、LeadCaptureアプリはその幅広いエコシステムの一部です。イベント主催者から提供されることも多く、その点では手軽です。

✨ 主な機能:
- QRコードやRFIDによるバッジスキャン。
- カスタマイズ可能なヒアリング・質問項目。
- リアルタイムのリードスコアリングと追跡。
- 他のCventイベント管理ソリューションや主要CRMとの緊密な連携。
💰 料金プラン:
- 公開価格なし:Cventは年間ライセンス料+参加者ごとの従量料金という体系を採用しており、営業フォームからの個別見積もりが必要です。
- LeadCaptureは追加モジュールのため、単なるバッジスキャナーとしてではなく、Cventエコシステム全体の導入予算を考慮する必要があります。
- 多くの展示会では主催者が用意するため、費用はイベントごとに大きく変動します。
✅ メリット:
- 特に大規模なエンタープライズイベントにおいて強力なプラットフォーム。
- すでに他のCvent製品を導入している場合はシームレスに連携可能。
- リード指標に関する充実したレポーティング機能。
❌ デメリット:
- 料金が非公開。年間ライセンス料+参加者ごとの課金体系となっており、見積もりフォームから問い合わせるまで金額がわかりません。
- イベント固有のバッジに大きく依存しており、名刺スキャンには必ずしも対応していません。
- セットアップにCventの技術スタッフが必要になる場合があり、自前のツールを持ち込みたい出展社にとっては柔軟性に欠けます。
- 出展社よりもイベント主催者の視点を第一に設計されています。
📝 実際の使用感:
Cvent LeadCaptureは、イベント主催者が公式に提供している場合や、自社ですでにCventエコシステムを本格活用している場合には有力な選択肢です。大規模イベントでの基本的なリード情報収集において、十分な実力を発揮してくれます。ただし、主催者の指定に左右されず、高額な端末費用をかけずに全イベントで一貫して使えるソリューションを求めているなら、ベストとは言えないかもしれません。包括的なイベント管理プラットフォームとしての強みがある反面、純粋なリード獲得ツールとしての身軽さや柔軟性に欠ける面があります。
3. iCapture
iCaptureは多くの出展社に利用されているもう一つの人気ツールです。シンプルで使いやすいリード獲得アプローチで知られ、手持ちのデバイスを使ってバッジや名刺をスキャンできます。なお、2026年時点での注意点として、iCaptureは現在Cvent傘下となっており、旧単体ウェブサイトはCventの製品ページへリダイレクトされます。

✨ 主な機能:
- バッジおよび名刺のスキャン。
- オフライン機能により、ネット環境がなくてもリード獲得が可能。
- 必要な情報を収集できるカスタマイズ可能なヒアリング項目。
- SalesforceやHubSpotなどの主要CRMとの連携。
💰 料金プラン:
- 料金ページは公開されていません(iCaptureがCvent傘下になって以降)。具体的な金額を知るにはデモコールの予約が必須です。
- 小規模な出展社にとっては割高に感じられるというユーザーの声があります。
- 特定の展示会ではバッジAPIキットを別途購入する必要があるため、イベントごとの追加費用が発生します。
✅ メリット:
- 全体的にセットアップや操作が簡単と評価されている点。
- カスタマーサポートの対応について多くのユーザーから好評を得ている点。
- 実績あるバッジキット連携により、信頼性の高いバッジデータを正確に取得できる点。
❌ デメリット:
- 特に小規模な出展社にとっては費用が高めと感じられる場合があり、現在は料金ページも完全に非公開。問い合わせやデモを経由しないと価格がわかりません。
- アプリ単体では、リードナーチャリング向けの高度な機能がそこまで充実していません。
- 一部の展示会ではバッジをスキャンするためにAPIキットを別途購入する必要があります。
📝 実際の使用感:
Waveを開発する前、いくつかのイベントでiCaptureを使用した経験があります。基本的なリード獲得やCRM連携においては堅実な選択肢です。不明点があった際もカスタマーサポートが迅速に対応してくれた点は大きな魅力でした。十分役立つツールではあるものの、即座のフォローアップを行えるアプリ内機能や、標準でより直感的に使えるチーム管理機能があればさらに良いと感じる場面もありました。詳細な比較について知りたい方は、こちらのWaveとiCaptureの徹底比較記事もあわせてご覧ください。
4. Popl
Poplはデジタル名刺からスタートし、イベントでのリード獲得分野へ本格参入しました。率直に評価すべき点として、同社のバッジスキャナーは非常に完成度が高く、本記事で紹介するツールの中でも屈指の競合と言えます。

✨ 主な機能:
- 主催者のAPIキットを購入することなく、大半のイベントで機能するユニバーサルなバッジスキャン。
- 紙の名刺およびQRコードのスキャン。
- 主要機能としてオフラインスキャンに対応。
- 20社以上のデータパートナーによるAIデータ補完(連絡先カバー率が約65%から90%以上に向上すると公表)。
- Salesforce、HubSpot、Marketo、Microsoft Dynamics、Zoho、Monday.com、Slackとの連携に対応。
💰 料金:
- 料金プランは非公開。 料金ページには問い合わせフォームしかなく、FAQにも個別見積もりにはデモ予約が必要と記載されています。
- ライセンス単位での販売でイベント数は無制限。ライセンスはチームメンバー間で再割り当てが可能です。
- データ補完とリード獲得は有料のチームプランに含まれるため、イベントシーズン前に総額の見積書を必ず書面で取り寄せておきましょう。
✅ メリット:
- 展示会中の現地サポートも用意された、本格的で強力なイベントリード獲得機能。
- ライセンスごとにイベント数は無制限で、メンバー間の再割り当てにも対応。
- iPhone・Androidともに洗練されたアプリ設計。
❌ デメリット:
- 料金プランが完全に非公開。料金ページには見積もり請求フォームがあるのみで、FAQでも個別見積もりのためにデモを予約するよう案内されています。
- デジタル名刺をベースとしたプラットフォームであるため、イベント機能がより大規模(かつ煩雑)な製品群の一部に埋もれがちです。
- データ補完とリード獲得は有料機能であり、価格帯が公開されていないため展示会シーズンの予算計画が立てにくくなっています。
📝 実際に使ってみて:
これまで多くの展示会でPoplを使うブースを見かけてきましたが、担当者の方々が満足して使っているのは確かです。ただ、私にとっての問題はもっとシンプルで、費用がいくらかかるのかが公式サイトを見ても一切分からない点です。料金を知るためだけに営業電話を予約しなければならないとなると、年間の出展予算を立てるのも当て推量になってしまいます。より詳細な比較については「イベントリード獲得におけるWaveとPoplの比較」で詳しく解説しています。
5. momencio
momencioは、リード獲得からフォローアップまでを一元管理したい出展企業向けのイベントリード獲得プラットフォームです。この業界では珍しく、料金プランを明確に公開している点は高く評価できます。

✨ 主な機能:
- イベントAPIを経由したバッジスキャンに加え、名刺のOCR読み取りに対応。
- 無人でのリード獲得に対応するブースモードおよびキオスクモード。
- アンケート、スマートメモ、フォローアップ用ツール。
- Salesforce、HubSpot、Marketoとの連携。
💰 料金:
- 公開されている料金プラン: 年払いで1シートあたり月額Captureプラン100ドル、Engageプラン130ドル、Amazeプラン170ドル。
- 最低5シートからとなるため、2名体制のブースであっても導入には年間約6,000ドルを見込む必要があります。
- AIデータ補完やCRM連携は、シート料金とは別の有料アドオンとなっています。
✅ メリット:
- このカテゴリでは敬遠されがちな、セルフサーブで契約できる公開料金体系。
- すべてのプランでイベント数が無制限、シートの再割り当ても可能。
- ブースでのプレゼンテーションや資料共有に便利な優れた機能群。
❌ デメリット:
- 最低5シート契約が必要なため、ブース担当者が2名だけでも年間約6,000ドルからスタートすることになります。
- AIデータ補完やCRM連携はシート料金とは別のアドオン扱いとなるため、表示価格がそのまま総額になるわけではありません。
- 年間のイベント開催数が10回未満の場合、結局は営業担当へ問い合わせる流れになります。
📝 実際に使ってみて:
私自身はmomencioを使ってブース運営をしたことがないため、2026年7月時点で公式サイトから確認できた情報をもとにお伝えします。透明性の高さは素晴らしく、機能群も本格的です。ただし、料金ページはよく確認してください。最低基準の6,000ドルにデータ補完とCRM連携を追加すると、中規模のブースチームではWaveのクレジット制で同等量の補完リードを獲得する場合と比べて2倍以上のコストがかかる可能性があります。契約前に、自社の獲得ボリュームに合わせて試算しておくことをおすすめします。
6. Captello
Captelloはパワーユーザー向けの選択肢であり、特にSalesforceを多用するエンタープライズのフィールドマーケティングチームに人気があります。ユニバーサルなリード獲得機能に加え、来場者をブースに引き込むゲーミフィケーションツールを備えているのが大きな特徴です。

✨ 主な機能:
- iOS、Android、さらにはWindowsデバイスでのユニバーサルリード獲得に対応。
- オフライン対応、およびキオスク/埋め込みフォーム機能。
- ブースへの集客を促すゲーミフィケーション機能(ルーレット抽選、クイズ、ランキングなど)。
- 主要なCRMやマーケティングオートメーションプラットフォームを網羅する、6,000以上のエンタープライズ連携に対応と公表。
💰 料金:
- イベントごとの個別(アラカルト)ライセンスで、イベントライセンス内のユーザー数制限はありません。
- 実際の料金は専用ショップ内にあり、アカウント作成と招待コードが必要です。
- 大企業の購買プロセスを前提とした設計であり、営業チームを通じて見積もりを取る形になります。
✅ メリット:
- ユーザー数無制限のイベント単位アラカルトライセンス。たった1つの大型展示会のために年間プラットフォーム利用料に縛られる心配がありません。
- ゲーミフィケーションによる演出はブースへの集客に確かな効果を発揮します。実際に展示会でその効果を目の当たりにしました。
- 高度なエンタープライズ連携の選択肢が充実。
❌ デメリット:
- 実際の料金を確認するにはショップ用のアカウント作成と招待コードが必要。このカテゴリの基準で見てもかなり不透明です。
- 機能があまりに膨大で、小規模チームではその半分も使いこなせません。
📝 実際に使ってみて:
私は2026年7月時点でCaptelloのサイト、ドキュメント、注文フローを外部から調査しました。年に1〜2回しか出展せず、年間契約を結びたくないチームにとって、イベント単位のライセンスモデルは非常に便利です。しかし、招待コード付きのアカウントを作成しなければ実際の価格すら確認できず、来期の展示会予算を組もうとしている営業マネージャーではなく、購買部門を持つ大企業向けに作られていることがよく分かります。
7. BadgeScanner™ by Ativ
費用を極力抑えたい場合の現実的な選択肢がこちらです。AtivのBadgeScannerは、EventPilotカンファレンスプラットフォームを利用するイベント主催者が、出展者向けに提供している無料のリード情報取得アプリです。

✨ 主な機能:
- お持ちのiOSやAndroid端末でQRコードバッジをスキャン可能。
- 完全オフラインに対応。WiFi接続が復旧すると、クラウドバックアップと複数端末間の同期が行われます。
- メモの追加やリード情報の編集が可能。
- メール経由でのCSVエクスポートに対応し、CRMやExcelへのインポートも簡単。
💰 料金プラン:
- 出展社は無料。 イベント主催者が各ブースに配布します。
- 主催者側がバックエンドのEventPilotプラットフォーム費用(3か月サブスクリプションで999ドル〜4,999ドル)を負担します。
- コストがゼロということは情報エンリッチメント機能もなく、CSVエクスポートのみとなるため、浮いた費用分の手間がデータ手動入力に回ることになります。
✅ メリット:
- 完全無料。ライセンス料、レンタル料、リードごとの追加料金は一切不要。
- 安定したオフラインスキャン。
- 使い方が極めてシンプルで誰でもすぐ利用可能。
❌ デメリット:
- バッジのQRコードに含まれるデータしか読み取れません。名刺スキャンや情報エンリッチメント機能はなく、主催者がエンコードした情報しか取得できません。
- CRM連携機能がありません。自分宛てにCSVをメール送信し、手動でインポートする必要があります。
- 主催者が対応バッジを発行しているイベントでのみ使用できます。
📝 実際の使用感:
業界団体のカンファレンスで出展社がBadgeScannerを使っているのを何度も見てきましたが、小規模な展示会で2人体制のブースなら、0円で十分に役目を果たします。ただし、得られるデータには現実的である必要があります。手に入るのは未加工の名前リスト(CSV)だけで、整理に何日もかかり、バッジに最初から含まれていない限り電話番号や認証済みメールアドレスは手に入りません。紙の名刺集めが少し速くなっただけのデジタル版と言えます。
展示会公式のスキャナーレンタルはどうなのか?
多くの展示会では公式のリード取得端末やアプリを有料レンタルしていますが、大半の出展社にとってこれは最もコストパフォーマンスが悪い選択肢です。 レンタル料金はイベントによって異なりますが、端末の追加や「プレミアム」データオプションを含めると、1イベントあたり数百ドルから1,000ドル以上かかるのが一般的で、出展するたびに毎回支払いが発生します。

より深刻な問題は費用面だけではありません。レンタルスキャナーは来場者登録システムのデータしか取得できず、全データのエクスポートを受け取るのがイベント終了から数日後になることも珍しくありません。その頃には、見込み客は他社からの大量のフォローメールに埋もれてしまっています。情報エンリッチメントもリード選別ワークフローもなく、会話の記憶が新しいうちにCRMへ同期することもできません。年に2回以上出展するなら、自社で所有できるバッジスキャナーアプリを導入する方がはるかに早く元が取れます。当社の展示会統計データまとめでは、放置されたリードがいかに早く冷めてしまうかのデータを紹介しています。
優れたバッジスキャナーを選ぶ基準
バッジスキャナーを評価する際、イベントを成功に導くために私が重視している重要なポイントは次のとおりです。
💧 使いやすさ
これが最も重要です。チーム全員が何時間も研修を受けることなく、数分で使いこなせる必要があります。インターフェースはシンプルでわかりやすくあるべきです。操作が複雑なアプリはリードの取りこぼしやスタッフのストレスにつながります。直感的なデザインであれば、スキャン件数も増え、より質の高いデータを集められます。
🧩 CRM連携
リードを獲得するだけでは半分しか達成できていません。CRMシステムへ自動連携させることが極めて重要です。これにより迅速なフォローアップが可能になり、営業パイプラインを整理できます。シームレスな連携によって、手動入力にかかる膨大な時間を節約できます。
🎨 カスタマイズ性(質問項目とブランディング)
企業のニーズはそれぞれ異なります。独自のリード選別質問を追加できれば、見込み客ごとに必要な具体的情報を集められます。これにより、営業チームは相手に合わせた的確なフォローアップが行えます。また、自社ロゴでアプリをブランディングできれば、企業としての信頼感や印象も大きく向上します。
🌐 オフライン対応
展示会場のWiFiは不安定なことで有名です。オフラインでも動作し、端末内にデータを一時保存して後から同期できる機能は必須です。通信環境の悪さで貴重なリードを失うわけにはいきません。
📈 リアルタイムデータとレポート
会期中にチームが何件のリードを獲得したか、誰が最も成果を上げているかをリアルタイムで確認できることは大きな強みです。優れたレポート機能があれば、その場で戦略を修正し、イベントのROIを正確に測定できます。
💸 コストパフォーマンス(と料金の透明性)
必須ツールを無理に安物で済ませる必要はありませんが、費用は予算と得られる価値に見合ったものでなければなりません。初期費用だけでなく、端末のレンタル代や隠れた追加料金がないかも見極める必要があります。さらに、価格を公開していないベンダーはそれ自体が高額なサインと考えるべきです。今回紹介する7つのツールのうち4つは、料金を確認するためだけにデモ予約を要求してきます。

優れたバッジスキャナーが展示会の成否を分ける理由
考えてみてください。展示会の準備には多大な時間と費用がかかります。魅力的なブースを作り、スタッフを教育し、現地へ移動します。これらはすべて見込み客と出会うための取り組みです。連絡先を確実に獲得する手段がなければ、その努力がすべて無駄になってしまいかねません。
名刺に手書きでメモを残したり、紙のアンケート用紙を使ったりといった昔ながらのリード獲得方法では、もはや対応できません。時間がかかる上にミスも発生しやすく、フォローアップのためにCRMへデータを入力するのにも膨大な時間がかかります。まだ紙の名刺を使っているなら、専用の名刺スキャナーアプリを活用するのも一つの手ですが、真のステップアップとなるのは、CRMへリアルタイムにデータを送れるバッジスキャンです。
優れたバッジスキャナーを使えば、業務が劇的に変わります。素早く連絡先情報を取得し、重要なメモを記録し、その場でリードを選別することさえ可能です。これにより、見込み客の記憶が新しいうちに営業チームがフォローでき、展示会の投資対効果(ROI)を大幅に高めることができます。
どれを選ぶべきか?目的別の選び方
以下に該当するならAtiv BadgeScannerがおすすめ:
- 年1〜2回程度の小規模ブース出展で、スプレッドシートに名前を無料でまとめられれば十分な場合。
- 出展するイベント自体がEventPilotを採用している場合。
以下に該当するならCvent LeadCaptureがおすすめ:
- すでにCventエコシステムを活用している、または主催者から指定されている場合。
- 主催者がバッジシステムを一元管理しているエンタープライズ規模のイベントに出展する場合。
以下に該当するならWave Connectがおすすめ:
- 営業チームがすぐに電話アプローチできる高品質なリードが欲しい: スキャンするたびに情報がエンリッチされ、Salesforce、HubSpot、Zoho CRM、PipedriveなどのCRMに即座に同期されます。
- 年に複数の展示会に出展する: 1つのクレジット枠で年間すべてのイベントをカバーでき、大口の前払いプランならリード単価をさらに抑えられます。
- 明確で予測しやすい料金体系を好む: エンリッチ済みリード1件あたり10ドルの従量課金、または前払いで8ドル、さらに7ドルまで引き下げ可能です。隠れた費用は一切ありません。
展示会場でよく見られる失敗パターンは明白です。スキャンの速度が遅くてリードを逃すわけではありません。データの納品が遅れたり、情報が不完全だったり、誰もインポートしないCSVのまま放置されたりすることで失われるのです。見込み客がブースを離れる前に、エンリッチされた連絡先をCRMに登録できるツールを選びましょう。
展示会バッジスキャナーに関するよくある質問(FAQ)
名刺を集めるだけではだめですか?
名刺集めも可能ですが、効率が大幅に落ち、ミスも起きやすくなります。 名刺は紛失や整理ミスが起きやすく、手作業でのデータ入力には時間がかかります。バッジスキャナーならこの作業を自動化し、正確性を担保し、迅速なフォローアップを可能にします。
これらのアプリはオフラインでも使えますか?
Wave Connect、iCapture、Captelloなど、主要なバッジスキャナーアプリの多くは強力なオフライン機能を備えています。 端末内にデータを保存し、通信が復旧した際にクラウドへ同期するため、展示会場の不安定なWiFi環境でも安心して使えます。
バッジスキャナーアプリの料金はどれくらいですか?
無料のものから年間6,000ドル以上まで様々です。 AtivのBadgeScannerは無料ですがQRコード限定です。Wave Connectは10件のエンリッチ済みリードを無料で提供し、以降は1件あたり10ドルの従量課金(前払いプランで最安7ドル)です。momencioは年額約6,000ドルからとなっており、Popl、Cvent、iCapture、Captelloは営業担当への問い合わせが必要です。
バッジスキャナーとリード取得端末(Lead Retrieval)の違いは何ですか?
リード取得(Lead Retrieval)は展示会公式のレンタルシステムであり、バッジスキャナーアプリは自社で所有・運用するツールです。 レンタルはイベントごとに費用がかかり、データ納品が会期後になることが多いのに対し、自社のアプリならあらゆるイベントで利用でき、リードをCRMに即座に同期できます。
バッジスキャナーアプリはどのイベントでも使えますか?
ほとんどの場合、使用可能です。 汎用スキャン機能と名刺OCRを備えたアプリ(Wave ConnectやPoplなど)はほぼすべての展示会で機能します。一方、AtivのようなQRコード専用ツールは主催者のバッジ仕様に依存します。
データのセキュリティはどうなっていますか?
信頼できるバッジスキャナー提供企業は、暗号化と安全なクラウドストレージを採用しています。 欧州の連絡先を扱う場合は必ずGDPRへの準拠を確認し、スキャン時には来場者の同意を得る必要があります。
自分のスマートフォンを使用できますか?
はい。最新のバッジスキャナーアプリのほとんどは、お持ちのスマートフォンやタブレット(iOS/Android)で動作します。 主催者からかさばるスキャン専用端末をレンタルする必要がなく、コストパフォーマンスも大幅に優れています。
次の展示会で、すべてのリードを確実につかみませんか?
2分で簡単にセットアップ。10件分のエンリッチ済みリードを無料でお試しいただけます。スキャナーのレンタルや端末ごとの追加費用は一切不要です。
無料で始める著者について: George El-Hageは、世界中で15万人以上のビジネスパーソンに利用されているイベントリード獲得&デジタル名刺プラットフォーム「Wave Connect」の創業者です。6年以上にわたり数百もの展示会ブース運営に携わり、世界中の出展社に利用されるWaveのバッジ&名刺スキャナーを開発しました。Wave ConnectはSOC 2 Type IIに準拠し、Salesforce、HubSpot、Zoho CRM、Pipedriveとネイティブに連携します。




