Wave Connect vs Blinqの比較は、実質的に2つの異なる製品の比較でもあります。両社ともにデジタル名刺プラットフォームを提供しているだけでなく、展示会などでバッジをスキャンするためのイベント向けリード獲得製品も提供しています。どちらの製品を検討しているかによって、選ぶべきサービスは変わってきます。
多くの比較記事ではこの2つの製品が混同されており、バッジスキャナーの料金を知りたいのに名刺のデザインカラーについての説明を読む羽目になりがちです。そこで本記事では製品ごとに分けてレビューします。まずはデジタル名刺、次にイベント向けリード獲得について解説します。実際のスクリーンショットを交えて両者の長所・短所を公平に評価し、Blinqのすべての数値は2026年8月12日に公式料金ページおよびヘルプセンターで再確認しています。
- Wave Connect vs Blinqには2つの比較軸があります:両社ともデジタル名刺とイベント向けリード獲得製品を提供しており、どちらを求めているかによって最適な選択肢が異なります。
- デジタル名刺に関しては、Wave Connectの無料プランなら無制限の共有、連絡先無制限、アナリティクス、ウォレットパス機能が含まれており、名刺の共有相手に対してWave Connectからプロモーションなどを行うことは一切ありません。
- Wave Connectのイベント向けリード獲得は、ユーザー単位ではなくアクション単位の従量課金制です:1クレジット=2.50ドル、バッジスキャンは4クレジット(10ドル)でエンリッチメント済みのCRM即連携リードが含まれます。エンリッチメントが失敗した場合は費用が発生せず、大口割引はセールス担当へのお問い合わせとなります。
- Blinqでは、月額4.99〜6.99ドル/ユーザーのBusinessシート料金に加え、獲得・エンリッチメントされたリード1件あたり9.99ドルが課金されます。さらにBlinqのヘルプセンター(2026年10月)によると、メールアドレスや電話番号のエンリッチメントに失敗したリードでも0.75クレジットが消費されます。
検証アプローチ:過去数年間にわたり、実際のチームで両プラットフォームを使用してきました。Wave Connectは創業者として当然ですが、競合を隅々まで把握すべきという考えからBlinqも徹底的に使い込んでいます。私のチームでは両プラットフォームのすべてのタブ、機能、設定項目を確認する比較セッションを実施し、本記事に記載しているBlinqの価格情報はすべて2026年8月12日に公式料金ページとヘルプセンターで再確認しました。
検証項目:
- セットアップと導入:50人規模のチームで実際に運用を開始するまでにかかる時間
- 日々の管理者体験:テンプレート管理、ユーザー管理、アナリティクス
- 受け手側の体験:名刺を受け取った相手に何が表示され、どのようなアクションを求められるか
- 両製品の実質料金:シート単価、リード単価、隠れたコストの有無
- イベント時のワークフロー:バッジのスキャン、連絡先エンリッチメント、CRM連携
デジタル名刺:Wave Connect vs Blinq
名刺の基本機能については両プラットフォームとも互角ですが、大きな差が出るのは「無料で使える範囲」と「受け手側の体験」です。 Wave Connectは無料(0ドル)でアナリティクスや連絡先エクスポート機能を利用でき、名刺を受け取った相手へのプロモーションも一切行いません。一方Blinqでは、アナリティクスやエクスポートはPremiumプラン(月額9.99ドル)の有料機能となっており、無料の名刺には「Powered by Blinq」のロゴ表示やアプリダウンロードのプロンプトが表示されます。ただしBlinqには、1ユーザーにつき複数の名刺プロファイルを保持できる機能やバーチャル背景機能があり、これらはWave Connectにはない強みです。
以下に、名刺製品の詳細な比較表をまとめました。表の下で、特に重要なポイントを掘り下げて解説します。
| 機能 | Wave Connect | Blinq |
|---|---|---|
| おすすめの対象 | チーム&ビジネスプロフェッショナル | アプリ重視の個人利用 |
| アプリのインストール | 不要(完全ブラウザ対応) | 必要(アプリファースト型) |
| 無料アナリティクス | ✅ 含まれる | ❌ 有料プランのみ |
| 無料の連絡先エクスポート | ✅ 含まれる | ❌ Premiumのみ(月額$9.99) |
| 受け手へのプロモーション | なし(ポップアップやメール送信ゼロ) | 「Powered by Blinq」ロゴ+アプリDL案内 |
| 個人向けProプラン | $7/月 | $9.99/月(年払い時 $7.33/月) |
| チーム(100人未満) | $5/ユーザー/月(年額$60) | $6.99/ユーザー/月(年払い時 $4.99/月、最低5枚から) |
| チーム(100人以上) | 大口特別料金 | カスタム(Enterprise) |
| 名刺の一括作成 | ✅ Excel/CSVアップロード | ✅ Cardsタブからの一括アップロード |
| メール署名 | ✅ 含まれる | ✅ 含まれる |
| NFCハードウェア | 金属刻印+PVC 🏆 | ブランド入りプラスチックのみ |
| セキュリティ | SOC 2 Type II | SOC 2 Type II |
| ディレクトリ同期 | Active Directoryの高度な同期+写真同期 🏆 | HRIS連携 |
| 無料トライアル(チーム向け) | あり | 30日間トライアル |
| CRM連携 | Salesforce、HubSpot、Pipedrive他 | Salesforce、HubSpot他 |
| 複数プロファイル | 単一プロファイル | 1ユーザーあたり複数名刺 🏆 |
| バーチャル背景 | ❌ | ✅ 無料プランでも利用可能 🏆 |
料金および機能は2026年8月12日時点の確認情報です。最新情報はBlinqの料金ページをご確認ください。
無料プランの実態:実際に使える機能と隠れた制約
両サービスの違いが最も際立つのがこの無料プランであり、登録後に多くのユーザーがギャップを感じるポイントでもあります。
Wave Connectの無料プランは、アナリティクス(閲覧数、リンクのクリック数、連絡先の保存数)、連絡先のエクスポート、Apple Wallet対応、無制限の共有を標準で備えています。誰が名刺を見たかを確認し、連絡先をCSVでエクスポートしてフォローアップするまで、すべて完全無料で利用可能です。
一方、Blinqの無料プランは2枚の名刺作成、無制限の共有、ウォレットパス、バーチャル背景が使えますが、連絡先のエクスポートや実用的なアナリティクスは利用できず、名刺には「Powered by Blinq」のロゴが入ります。エクスポート機能を使うには、月額9.99ドルのPremiumプランへのアップグレードが必要です。
💡 現場の実感: あまり語られていない重要なポイントがあります。Blinqの名刺を受け取った相手には、Blinqアプリのダウンロードや自身のアカウント作成を促す画面が表示されます。つまり、大切なビジネス連絡先がBlinqのマーケティングリードになってしまうのです。Wave Connectなら、受け取った相手には洗練されたプロフィールページだけが表示され、ポップアップも勧誘もアプリのダウンロード誘導も一切ありません。あなたの連絡先は、あくまであなたのものです。
この「相手に勧誘を表示しない」という違いこそが、チームがWave Connectへと乗り換える最大の理由です。カンファレンスに参加する営業担当者の場面を想像してみてください。50人の見込み客に名刺を渡した場合、Blinqでは50人全員にBlinqへの登録誘導が表示されます。一方、Wave Connectならあなたの連絡先情報だけがシンプルに届きます。Dot Cardのようなハードウェア主体のNFC製品も検討されている場合は、当社のWave ConnectとDotの比較記事もあわせてご確認ください。
ダッシュボードの操作性:実際の使い勝手を徹底比較
私はこれまでWave Connectの管理者ダッシュボードで何千時間も過ごしてきましたが、Blinqのダッシュボードも数多く操作してきました。使ってみて分かった率直な印象をお伝えします。
Wave Connectのダッシュボードは極めてシンプルです。無駄を極限まで削ぎ落とした設計で、チーム全員の名刺がグリッド状に一覧表示され、ドラッグ&ドロップでテンプレートのロック設定ができ、Excelからの一括インポートも簡単です。多くのお客様から「ダッシュボードの使いやすさがWave Connectを選んだ決め手」との声をいただいています。洗練されていて動作が軽快、多すぎる選択肢に迷うこともありません。
Blinqのダッシュボードは洗練されていて、Apple製品を思わせる美しいデザインです。ただ、機能やタブが多いため、特に初期の名刺作成時には操作に迷う場面があるかもしれません。テンプレートの設定フローもクリック数がやや多く、初めての管理者には少し分かりにくく感じられることがあります。とはいえ、慣れてしまえばスムーズに使えます。UXの評価としてはBlinqが10点満点中8.5点、Wave Connectが10点満点といったところですが、手前味噌であることは認めます。😄
チーム利用:導入と運用のしやすさ
組織にチーム向けデジタル名刺を導入する場合、実際の展開プロセスは次のようになります。
Wave Connect:氏名、役職、メールアドレス、電話番号をまとめたExcelファイルをアップロードし、列をマッピングしてインポートを実行するだけで、約5分で200人分の名刺が作成されます。最低ユーザー数の制限はありません。テンプレートの特定項目をロックしてブランドカラーやロゴの変更を防ぐことも可能です。Active Directory連携によりプロフィール写真の取得や組織構造の同期も自動で行われます。チーム導入時のアクティベーション率は日常的に80%以上を記録しています。
Blinq:Cardsタブから同様の一括アップロードが可能です。Businessプラン(月払い月額6.99ドル/ユーザー、年払い月額4.99ドル/ユーザー)では最低5枚からの契約が必要です。30日間の無料トライアルが用意されており、以前のクレジットカード登録必須だった仕様から改善されています。テンプレートの管理機能は充実しており、フィールド単位での細かなロック設定が可能です。
💡 現場の実感:100ユーザー以上になると、両プラットフォームともにカスタム見積もり(Wave Connectはボリュームディスカウント、BlinqはEnterpriseプラン)へ移行します。大規模導入で決定的な差となるのは、最初から含まれている機能の範囲です。Wave Connectではアナリティクス、連絡先エクスポート、写真同期を含むActive Directory連携が標準機能として提供され、追加料金はかかりません。検討時は1アカウントあたりの単価だけでなく、総額でいくらになるかを確認することをおすすめします。
イベントでのリード獲得:Wave Connect vs Blinq
現在、両プラットフォームともイベントリード獲得の料金体系は同じアプローチを採用しており、定価ベースでリード1件あたり約10ドルの従量課金となっています。 Wave Connectのイベントリード獲得は、1クレジット2.50ドルで、バッジスキャン1回あたり4クレジット(10ドル、情報エンリッチメント込み)となっており、大口利用にはセールス経由のボリュームディスカウントが適用されます。BlinqはユーザーごとのBusinessプラン料金に加え、リード1件あたり9.99ドルの後払いが請求されます。定価がほぼ同じであるからこそ、ユーザー課金の有無、エンリッチメント失敗時の扱い、ボリュームディスカウントの仕組みといった周辺要素の比較が重要になります。
Wave Connectのイベントリード獲得の仕組み
Wave Connectは、何よりもまずイベントでのリード獲得プラットフォームとして構築されています。ウォーターフォール方式の情報エンリッチメントとCRM連携を備えたAIバッジスキャナーに、本格的なデジタル名刺機能が統合されています。その仕組みは以下のとおりです。
- AIバッジスキャナー:スマートフォンをバッジにかざすだけで、印字された氏名と企業名を読み取ります。紙の名刺、QRコード、LinkedInのQRコード、手書きのメモにも対応。主催者のバッジ読み取り端末や専用API、レンタル契約は一切不要なため、あらゆる展示会・イベントで即座に使えます。
- ウォーターフォール方式のリードエンリッチメント:スキャンごとに複数のデータプロバイダーとAI検索を組み合わせ、検証済みメールアドレス、携帯電話番号、会社の固定電話番号、LinkedInプロフィール、企業詳細情報を自動補完します。
- ユーザー数無制限:ユーザー単位の追加費用なしでチーム全員がスキャン可能。全員で共有のリードプールを活用できます。
- 獲得したリード分のみお支払い:バッジスキャン1回につき従量課金で4クレジット(10ドル、エンリッチメント込み・契約縛りなし)。紙の名刺やLinkedIn QRコードのスキャンは1クレジット(2.50ドル)です。大規模チーム向けにはセールスによるボリュームディスカウントもご用意しています。
- エンリッチメント失敗時は費用ゼロ:検証済みの連絡先情報が取得できなかった場合、料金は一切発生しません。
- 無料のトライアルリードが全アカウントに付与されるため、すぐに試せます。
Blinqのリード獲得の仕組み(2026年8月時点)
これらの数値は、実際のリード獲得料金が記載されているBlinqのヘルプセンターの情報に基づいています(2026年8月12日確認):
- 1クレジット=獲得・エンリッチメント済みリード1件(1クレジットあたり9.99ドル)。
- クレジット料金はBlinq Businessプランのシート料金(年払い月額4.99ドル/ユーザー、月払い月額6.99ドル、最低5枚から)に加えて請求されるため、スキャンを行う担当者全員分の有料シートが必要です。
- Blinqの公式ヘルプ記事(2026年10月時点)によると、エンリッチメントで情報が見つからずメールアドレスや電話番号を追加できなかったリードに対しても、0.75クレジット(約7.49ドル)が請求されます。これに対し、Wave Connectはエンリッチメント失敗時の請求は0ドルです。 ヘルプセンターの例には、紙の名刺や主催者のバッジキットからのデータが含まれています。連絡先を手動で作成した場合もクレジットが消費されます(重複データの登録は無料)。
- エクスポートは無料(CRM、CSV、Zapierなどすべての方法に対応)で行え、AI Notetaker機能もクレジットを消費しません。
- 請求は月ごとの後払い制です。 クレジットの一括購入割引は用意されていますが、Webサイト上には非公開で、セールスチームへの問い合わせによる個別見積もりとなります。
同社の「Universal Scanner」(公式機能名)はバッジ、名刺、QRコード、ネームタグを読み取り可能で、G2のリード獲得ソフトウェア部門で1位を獲得していると謳われています。これは同社の主張であり、スキャナー自体の性能も優れています。なお、エンリッチメントの精度については直接測定していないため評価は差し控えます。
イベントリード獲得の機能比較
| Wave Connect | Blinq | |
|---|---|---|
| リード1件あたりの料金 | バッジスキャン1回あたり4クレジット(10ドル)、大口はセールス見積もり | 9.99ドル(大口割引は非公開) |
| リード獲得用ユーザー追加費用 | なし(ユーザー数無制限)🏆 | 担当者ごとにBusinessシートが必要(年払い月額4.99ドル/人、最低5人) |
| エンリッチメント失敗時 | 請求なし 🏆 | 0.75クレジット(約7.49ドル) |
| 請求方式 | 年払いの一括プールまたは従量課金 | 月ごとの後払い |
| あらゆるイベントで利用可能か | ✅ AIバッジスキャナー対応(専用キット不要) | ✅ Universal Scanner(同社機能名) |
| 情報エンリッチメント | ウォーターフォール方式:複数プロバイダー+AI検索 🏆 | AI連絡先エンリッチメント |
| 無料トライアル | 無料トライアルリードを提供 | Businessプランの30日間無料トライアル |
実際の年間コストをシミュレーション
両プラットフォームの定価に基づいた年間費用の試算は以下のとおりです(2026年8月12日確認データ):
| 年間リード数 | Wave Connect | Blinq(公表価格) |
|---|---|---|
| 100件 | $1,000 | $999 + Businessシート料金 |
| 500件 | シート料金なし(営業窓口経由でのボリュームディスカウントあり) | $4,995 + Businessシート料金 |
| 1,500件 | シート料金なし(営業窓口経由でのボリュームディスカウントあり) | $14,985 + Businessシート料金 |
Blinqの金額は公表レートである1クレジットあたり$9.99に基づきます。未公開の大口割引により差が縮まる可能性があります。「Businessシート」とは、Blinqでスキャンを行う担当者ごとに必要となるユーザー単位のプラン料金を指します。
💡 具体的な導入例:営業担当10名のチームが年間500件のリード獲得を予定している場合、Blinqでは公表レートで$4,995かかるのに加え、年額契約のBusinessシート10名分で年間約$600が上乗せされます。Wave Connectならシート料金は一切かからず、まとまった件数でのご利用には営業窓口経由でボリュームディスカウントが適用されます。100件程度であれば価格差はほとんどありませんが、より大きな実務上の違いは「情報補完に失敗したときの対応」です。Blinq自身のヘルプ記事(2026年10月)によると、メールアドレスや電話番号を追加できなかったリード(情報補完が空振りに終わった場合を含む)に対しても0.75クレジット(約$7.49)が請求されます。一方、Wave Connectは情報補完に失敗した場合の請求額は$0です。
この2社にとどまらず広く比較検討されたい方は、展示会会場で貸し出される公式のレンタルスキャナーを含む8つの選択肢を順位付けした展示会向けリード獲得ツール徹底比較をご覧ください。
Blinqの優れた点(率直な評価)
率直に言って、Blinqには本当に強力な機能がいくつかあります。この比較記事を信頼していただくためにも、Blinqが優れているポイントを包み隠さずお伝えします。🎯
複数プロフィールの作成:これはBlinqの最も大きな強みです。1つのアカウント内で、営業用、アドバイザリーボード用、サイドプロジェクト用など、複数の名刺プロフィールを作成できます。Wave Connectは現在1ユーザーにつき1プロフィールの仕様です。複数の顔を持ち、それぞれで名刺を使い分けたい方にとってはBlinqが優れた選択肢となります。
バーチャル背景:Blinqでは、名刺へのリンクを埋め込んだブランドロゴ入りのZoom/Teams用バーチャル背景を作成でき、無料プランでも利用可能です。リモートワーク中心のチームには嬉しい機能です。Wave Connectにはこの機能はありません。
Apple Watchウィジェット:手首の画面に直接QRコードを表示できます。相手に腕時計をスキャンしてもらうのは少々ぎこちない場面もありますが、スマートであることは間違いありません。Wave Connectにはこの機能はありません。
リード獲得時のエクスポートが無料:イベント用途において、Blinqはリードのエクスポート(CRM連携、CSV、Zapier)にクレジットを消費せず、AI Notetakerも標準で含まれています。この点は高く評価すべきポイントです。
💡 BlinqのAI Notetakerに関する注意点:Blinqは会話を録音してネクストアクションを抽出するAI Notetakerをアピールしています。機能としては便利そうに聞こえますが、実態は商談中にAI録音機を動かしているのと同じです。展示会や対面の打ち合わせでは、録音している旨を相手に告知する法的義務が生じる場合があり、初対面の相手に「名刺アプリで会話を録音しています」と伝えるのは、控えめに言っても気まずいものです。多くの業界において、無断録音は重大なコンプライアンス違反とみなされます。利用する前に同意に関する法令を必ずご確認ください。
Wave Connectの優れた点
続いて、こちらの強みをご紹介します。Wave ConnectがBlinqを真に上回っているポイントであり、これらは決して些細な違いではありません。
名刺受取人への営業アプローチは一切なし:すでにお伝えした点ですが、他社から当社へ乗り換える最大の理由となっているため、改めて強調させてください。相手があなたのWave Connect名刺を受け取った際、表示されるのはあなたの情報だけであり、それ以外の余計な表示は一切ありません。「アプリをダウンロード」というポップアップも、営業メールも、「自分の名刺を作成」というバナーも表示されません。あなたの名刺交換相手が当社のマーケティングリードにされることはありません。これは業界でも極めて珍しい特徴です。当社が検証した他のすべてのプラットフォームは何らかの形で受取人にアプローチを行っています。
ユーザー単位の費用がかからないイベントリード獲得:Blinqでリード獲得を行うには、営業担当者ごとのBusinessシート料金に加えてリード1件あたり$9.99がかかります。Wave Connectの「ユーザー数無制限」モデルなら、チーム全員でスキャンでき、費用は情報補完された獲得リード分のみです。ボリュームに応じて単価が下がる定額の従量制となっています。さらに、すべてのスキャンで実行される「ウォーターフォール型リード情報補完」は複数のデータプロバイダーとAI検索を組み合わせたもので、情報補完に失敗した場合は一切請求されません。
イベント前に予算が確定する料金体系:Wave Connectのリード獲得枠は1件あたりの定額レートによる前払い制のため、イベントの予算を出展前に確定できます。Blinqのクレジットは月ごとの後払い制で、大口割引は個別の営業交渉となるため、イベントの予算組みが不透明になりがちです。
Active Directoryとの高度な連携:Wave ConnectはActive Directoryと直接同期し、プロフィール写真の取得、チーム構成の同期、入社時の名刺自動発行に対応しています。IT部門がADでユーザー管理を行っている場合、Wave Connectならスムーズに導入できます。HRISの対応数よりもディレクトリ同期の確実性を重視するエンタープライズ規模の導入において、大きな強みとなります。
無料プランでもアナリティクスと連絡先エクスポートが利用可能:名刺の閲覧者を確認するためだけに月額$10を払う必要はありません。Wave Connectなら、ページ閲覧数、リンクのクリック数、連絡先の保存数、そして完全なCSVエクスポートをすべて$0で利用できます。Blinqではエクスポート機能を利用するには月額$9.99のPremiumプランへの加入が必要です。詳細な比較は、無料版と有料版のデジタル名刺徹底比較ガイドをご覧ください。
ブラウザ完結でアプリ不要:これは多くの人が考える以上に重要なポイントです。200人の従業員に「このアプリをダウンロードして名刺を設定してください」と指示すると、約半数が途中で脱落してしまいます。ブラウザで直接開くリンクを送るだけであれば、導入率は劇的に跳ね上がります。App Storeでのダウンロードの手間も、ストレージ容量への不満も、「後でやります」という先送りもありません。QRやNFCなどの共有方法についての詳細は、別の解説記事をご用意しています。
高級感のある金属製エングレービングNFCカード:Blinqが販売しているのはブランドロゴ入りのプラスチック製NFCカードです。Wave Connectでは、高級感があり相手に強い印象を残せる金属製エングレービングNFCカードをご用意しています。ブランドの品格にふさわしいハードウェアをお求めの場合、この差は大きいはずです。NFCハードウェアを重視して比較したい方は、Mobiloも有力な候補となります。ハードウェアと価格の全方位比較はWave Connect対Mobiloの徹底比較をご覧ください。
Teamsプランの最小ユーザー数制限なし:わずか2名からWave Connectのチーム管理ダッシュボードを試してみたい場合でも、すぐに始められます。BlinqのBusinessプランでは最低5枚以上の契約が必要です。
料金プランの比較(2026年8月時点)
2026年8月12日に両社の料金ページを再確認しました。2つのプロダクトがあるため、それぞれ価格表を分けて掲載します。
デジタル名刺プラン
| プラン | Wave Connect | Blinq |
|---|---|---|
| Free | $0(アナリティクスおよびエクスポート機能込み) | $0(名刺2枚まで、エクスポート機能なし) |
| Individual Pro | $7/月 | $9.99/月(年払いの場合は$7.33/月) |
| Teams(100名未満) | $5/ユーザー/月(年額$60) | $6.99/ユーザー/月(年払いの場合は$4.99/月、最低5枚から) |
| Teams(100名以上) | ボリュームディスカウント(個別見積もり) | 個別見積もり(Enterprise) |
2026年8月12日時点のBlinqのデジタル名刺プラン(年払い表示)。これらは名刺シートの料金であり、イベントでのリード獲得料金は別体系(ヘルプセンターによると獲得・情報補完されたリード1件あたり$9.99)となります。
イベントリード獲得の料金体系
| Wave Connect | Blinq | |
|---|---|---|
| 課金モデル | リードごとの従量課金(ユーザー単位の費用なし) | リードごとの従量課金 + ユーザーごとのBusinessシート料金 |
| 単価 | バッジスキャン1回あたり4クレジット($10)。営業窓口経由でのボリュームディスカウントあり | 1クレジットあたり$9.99。大口割引は営業窓口での個別見積もり |
| 情報補完失敗時 | 請求なし | 0.75クレジット(約$7.49) |
料金は2026年8月12日時点の情報です。出典:wavecnct.com/pricing、blinq.me/pricing、およびBlinqのリード獲得料金に関するヘルプ記事。
過去の比較記事(この記事の以前の版も含みます)をお読みになった方に知っておいていただきたい点があります。以前のBlinqは、バッジスキャンに約5ドル、CRM同期に約5ドルというクレジット制でリード獲得の料金を請求していました。しかし同社は2026年半ばにこのモデルを廃止し、獲得・情報エンリッチメント済みリード1件あたり9.99ドルの体系へと移行しました。上記の内容はすべて最新のモデルに基づいています。
知っておくべき3つの料金の違い:
- 明確な事前費用 vs 後払い請求: Wave Connectのリードプールは定額の前払い制のため、イベント開催前に予算を確定できます。Blinqはクレジットを翌月後払いで請求し、ボリュームディスカウントは営業担当による個別見積もりとなります。
- ユーザーごとの月額費用: Wave Connectのリード獲得にはユーザーごとの追加費用がかかりません(ユーザー数無制限)。一方、Blinqではスキャンを行う担当者全員にBusinessシートが必要となり、その上でクレジット費用が発生します。
- 名刺製品に含まれる機能: Wave Connectならアナリティクスも連絡先のエクスポートも0円です。Blinqではエクスポート機能を利用するためにPremiumプラン(月額9.99ドル)が必要です。
どちらを選ぶべきか?私の考えるおすすめ
デジタル名刺としてBlinqがおすすめなケース:
- 1つのアカウントで複数の名刺プロフィールを使い分けたい場合(Blinq最大の強みです)
- ZoomやTeamsの通話用バーチャル背景を作成したい場合
- Apple WatchでQRコードを表示させたい場合
デジタル名刺としてWave Connectがおすすめなケース:
- 名刺を渡した相手に「Blinqをダウンロード」というポップアップを表示させたくない場合
- 月額10ドルの追加料金を払わずに、アナリティクスや連絡先エクスポートを使いたい場合
- チームを管理しており、できるだけシンプルで直感的な管理者画面を求めている場合
- プロフィール写真やチームプロビジョニングを含むActive Directory同期が必要な場合
- まずは無料で試してみたい場合:Wave Connectの無料プランには必要な機能がすべて含まれています
- 役員向けに刻印入りのメタルNFCカードを作りたい場合
- アプリを新たにダウンロードするよりも、ブラウザで手軽に完結させたい場合
イベントのリード獲得としてBlinqがおすすめなケース:
- チーム全員がすでにBlinq Businessシートを利用しており、名刺とリード獲得を1つのアプリでまとめたい場合
- 自社の財務処理として、毎月の後払い請求のほうが都合が良い場合
イベントのリード獲得としてWave Connectがおすすめなケース:
- リード1件あたりの定額料金で予算管理を明確にしたい場合(バッジスキャン1回あたり4クレジット=10ドル、大口利用は営業窓口でボリュームディスカウントあり)
- チーム全員でスキャンを行いたいが、担当者全員分の月額シート代は払いたくない場合
- エンリッチメントが失敗したスキャンには費用を払いたくない場合
- 事前に費用が確定する前払いのリードプールを利用したい場合
- 単一のデータソースではなく、複数のプロバイダーとAI検索を組み合わせた「ウォーターフォール型リードエンリッチメント」をスキャンごとに実行したい場合
PoplやHiHelloも候補に入っている場合は、詳しい比較記事もご覧ください:Popl vs Wave Connect(イベントリード獲得の比較)、Wave Connect vs HiHello 徹底比較(企業ディレクトリ同期と高機能チーム向け機能の比較)。複数のツールをまとめて比較検討したい方は、主要6社を横並びで検証したBlinqのおすすめ代替ツールガイドも参考にしてください。
複数プロフィールの使い分けが必要な個人利用で、アプリ主体の操作感が好きな方にはBlinqが適しています。一方、チームでの名刺導入やイベントでのリード獲得なら、Wave Connectが最適だと考えています。受け取った相手に自社アプリの案内が表示されることもなく、アナリティクスや連絡先エクスポートも無料。リード獲得もユーザーごとの月額費用なしのシンプルな従量制です。もちろんWave Connectの創業者としてのポジショントークもありますが、Blinqの優れた点も含めてできる限り公平にお伝えしました。実際のユーザーの声は、Blinq公式サイトやG2の比較レビューも併せてご確認ください。
Wave Connect連携ダッシュボード(2025年第4四半期のテスト画面。UIは変更される場合があります)
よくあるご質問
Wave Connectを無料でお試しください
デジタル名刺をわずか60秒で作成。無料のお試しリード枠も付属しています。無料アナリティクス、無料の連絡先エクスポート、相手へのアプリ勧誘も一切なし。世界20万人以上のプロフェッショナルにWave Connectが選ばれている理由を、ぜひご体験ください。
無料で始める著者について:George El-Hageは、Wave Connectの創業者です。同社はAIバッジスキャナー、ウォーターフォール型エンリッチメント、CRM同期、高機能なデジタル名刺を一体化したイベントリード獲得プラットフォームを提供し、世界中で20万人以上のプロフェッショナルに利用されています。対面での出会いを商談パイプラインへと変える支援に6年以上携わってきたGeorgeは、個人やチームがデジタル名刺やイベントリード獲得で成果を上げるためのノウハウに精通しています。Wave ConnectはSOC 2 Type IIに準拠し、Salesforce、HubSpot、Pipedriveをはじめとする主要CRMとシームレスに連携します。GeorgeへのコンタクトはLinkedInまで。



