ウェビナーは、ユーザーの関心を商談パイプラインへと最短で転換できる強力な施策です。しかし成果を出すには、「何が基準なのか」を正しく把握しておく必要があります。本統計レポートでは、登録数、参加率、エンゲージメント、CTAクリック率、費用対効果(ROI)など、2026年に重視すべき重要ベンチマークを網羅。自社の数値を客観的に見直し、成果のボトルネックを発見する手がかりとしてご活用いただけます。
ウェビナー施策をゼロから立ち上げる場合でも、既存の施策を改善したい場合でも、これらの数値は業界基準と比較しながら自チームの現在地を把握するのに役立ちます。データは四半期ごとに最新情報へ更新しており、本記事は2026年第1四半期(Q1)版です。
企業の87%がマーケティング戦略の一環としてウェビナーを活用しており、1件あたり約72ドルのコストでリードを獲得し、200%〜1,200%以上のROIを達成しています。 一般的なウェビナーの平均登録数は約300件、リアルタイム参加率は40〜50%です。積極的にエンゲージした参加者はコンバージョン率が30%高く、エンゲージメントの高いウェビナーではCTAコンバージョン率が最大69%に達します。また、全視聴の半数近くがオンデマンドによるもので、ウェビナーは事実上ハイブリッドなチャネルとなっています。さらに、集客・配信・フォローアップの全工程でAIの導入が進んでおり、B2Bマーケターの87%がすでにワークフローでAIを活用、またはテストしています。
- 市場の導入状況: 2026年におけるウェビナーの普及率と今後の市場動向
- 登録関連のベンチマーク: 平均登録数、登録ページのコンバージョン率、主な登録経路
- 参加率データ: リアルタイムとオンデマンドの比率、配信時間による影響、途中離脱の傾向
- エンゲージメント指標: 投票・Q&A・チャットの利用率とコンバージョンへの相関関係
- 開催・集客のタイミング: ウェビナーの開催・告知に最適な曜日、時間帯、月
- コンバージョンとROI: CTAクリック率、リード獲得単価(CPL)、ROIの目安
- AIのトレンド: AIが集客、配信、イベント後のコンテンツ再利用をどう変えているか
ひと目でわかる2026年ウェビナー重要統計
- 企業の87%がマーケティング戦略にウェビナーを取り入れており、52%が成果の高いマーケティングチャネルのトップ3に挙げています。
- ウェビナー経由で獲得したリードは、他チャネル経由のリードと比べてファネルを約22%速く進みます。
- 一般的なウェビナーの平均登録数は約300件で、優れた登録ページでは訪問者の35〜45%が登録し、一般的なランディングページの転換率を大きく上回っています。
- 登録者の40〜50%がリアルタイムで参加し、総視聴数の最大47%がオンデマンド視聴によるもので、ウェビナーは実質的にハイブリッドチャネルとして定着しています。
- 積極的にエンゲージした参加者はコンバージョン率が30%高く、エンゲージメントの高いウェビナーではCTAコンバージョン率が最大69%に達します。
- ウェビナーのリード獲得単価は約72ドルで、200%〜1,200%以上のROIをもたらし、展示会やカンファレンス、多くの有料広告チャネルを上回る成果を出しています。
2026年におけるウェビナーの現状(市場規模と導入動向)
2026年、ウェビナーはB2Bにおける中核チャネルとなっています。データからもその重要性は明らかです。
- 企業の87%がマーケティング戦略の一環としてウェビナーを活用しています(Orange Owl Marketing)。
- マーケターの52%が、ウェビナーは自社で最も成果の高いマーケティングチャネルの上位3つに入ると回答しています(Content Marketing Institute)。
- ウェビナー経由のリードは、他チャネルと比べてファネルを22%速く進みます。
市場全体を見ても、成長がこのシフトを裏付けています。
- ウェビナーソフトウェア市場は2桁の年平均成長率(CAGR 12.68%)で拡大しており、今後10年間で3倍以上に成長すると予測されています。
- バーチャルイベントプラットフォームはハイブリッドイベントやグローバルチームの増加を追い風に、さらに高いCAGR 16.4%で成長しています。
- 世界のウェビナー&ウェブキャスト市場はCAGR約8%で成長し、2035年までに約50億ドル規模に達すると見込まれています(Kenneth Research)。
- 導入率では北米が世界を牽引しており(世界シェアの45%)、アジア太平洋地域が最も急成長している市場です(世界シェアの20%)(Market Research Future)。

B2Bにおけるウェビナーの普及度
特にB2B分野では、ウェビナーはビジネス成果に直結する重要な指標において、他の多くの施策を凌駕しています。
- B2Bマーケターの56%が、過去12か月間にウェビナーを実施しています(Content Marketing Institute)。
- B2Bマーケターの73%が、最も質の高いリードを獲得できる施策としてウェビナーを挙げています(ZoomInfo)。
- 組織の25%が年間50回以上のウェビナーを開催しており、再現性のある運用体制が定着していることを示しています(Gudsho)。
ウェビナー登録に関するベンチマーク
参加率やパイプライン、売上を気にする前に、まず解決すべき根本的な問いがあります。それは「そもそもウェビナーに人が集まっているか?」という点です。
ウェビナー1回あたりの平均登録数
最新のウェビナー統計データによると、BigMarkerの2025-26年ベンチマークでは、ウェビナー1回あたりの平均登録者数は322人となっており、前年比で12%増加しています。

ここから分かること:現代のウェビナーは、「成功」のために大規模な参加者数を集める必要はありません。登録者数が約300人に近づけば、一般的なB2Bの業界基準を十分に満たしています。
登録ページのコンバージョン率
ウェビナーの登録率としては、35〜45%が優れた水準としてよく挙げられます。近年の統計データ(Loopex Digital)でも以下の傾向が示されています:
- 短い入力フォームの場合:コンバージョン率44%(項目を最小限に絞った設計)
- 長めのリード獲得フォームの場合:コンバージョン率38%(情報収集を重視した設計)
- ちなみに、あらゆるオファーを含む一般的なランディングページのコンバージョン率の中央値は約4〜6.6%
です。要点: ウェビナーの登録ページは、一般的なランディングページを大幅に上回るコンバージョン率を誇ります。もし20%を下回っているなら、需要がないのではなく、ページの入力負荷やメッセージの不一致が原因であることがほとんどです。
ウェビナー申込の流入経路(チャネルとデバイス)
流入元に関するデータは、各調査で驚くほど一致しています(IvyForms):
- ウェビナー登録者の約57〜60%がメールマーケティング経由です。
- 残りの約40%は以下のチャネルから流入しています:
- ソーシャルメディア:約15%(主にLinkedIn経由)
- Webサイト内(バナー、CTA):約18%(質の高いリードになりやすい傾向)
- Web全体のトラフィックの62.54%をモバイルが占めているにもかかわらず、ウェビナー登録のモバイル経由はわずか22%にとどまります。(IvyForms)
要点: ウェビナーの申込獲得には依然としてメールが最も効果的です。また、利用デバイスの主流はノートPCなどのデスクトップ端末です。
ウェビナー参加率のベンチマーク
- 登録者に対する参加率は40〜50%が業界標準とされており、全体の平均値としては約49%が最も現実的な目安です。
- 幅広いウェビナー形式全体で見ると、リアルタイム参加率は30〜40%程度になります。
- 86%がリアルタイムで視聴し、24%が録画(アーカイブ)のみを視聴、14%が両方を視聴しています(重複あり)。(Univid)

- 実にウェビナー視聴の約47%は、ライブ配信終了後のオンデマンド配信で行われています。(TwinStrata)
- ウェビナーの所要時間別参加傾向(Univid):
- 60分のウェビナー:アーカイブを含めた総参加率は62%に達します。
- 90分のウェビナー:リアルタイム参加率が約72%に達することもあり、短いセッションよりもはるかに高い数値を記録します。
ウェビナーのエンゲージメント基準
適切なエンゲージメント設計により、ウェビナーは強力なコンバージョンチャネルへと進化しつつあります。インタラクティブなウェビナーの実態を数字で見ていきましょう。
エンゲージメント機能の利用率
最新の2026年ウェビナー統計によると、各機能の利用率は以下の通りです(Univid):
- リアクション機能:ウェビナーの92%で利用
- チャット機能:ウェビナーの63%で利用
- Q&A機能:ウェビナーの49%で利用
- 投票・アンケート機能:ウェビナーの40%で利用

インタラクション数のベンチマーク(投票・Q&A)
ウェビナー中に参加者がどれだけアクションを起こしているかを示す指標です(Contrast):
- 1回のウェビナーあたりの平均投票回答数:87件(全体平均)
- 高パフォーマンスなウェビナーの投票回答数:375件
- 1回のウェビナーあたりの平均質問数(Q&A):13件(全体平均)
- 高パフォーマンスなウェビナーの質問数(Q&A):43件
要点: 成果を出しているウェビナーは、投票の回答数が約4倍、Q&Aの質問数が約3倍多く集まります。この差が、後のCTAクリック率やリードの質の差に直結します。
エンゲージメントがコンバージョンに与える影響
Q&A、投票、チャットで積極的に参加した参加者は、コンバージョン率が30%高くなります。また、リアクションの頻度も重要です(Univid):
- 参加者1人あたりのリアクションが0〜1回:CTAコンバージョン率は20%未満
- 参加者1人あたりのリアクションが5〜10回:CTAコンバージョン率は69%

現場からの実践知:Wave Connectでは、ウェビナーと対面イベントがいかにリード獲得において相乗効果を発揮するかを間近で見てきました。私たちが支援する多くのチームは、展示会やカンファレンスの前にウェビナーで見込み顧客の関心を高め、イベント当日にデジタル名刺を活用して対面で商談を成立させています。エンゲージメントの高いウェビナーによる69%のCTA転換率と、リアルイベントでのスピーディーな連絡先交換を組み合わせることで、単一のチャネルでは実現できない強固なパイプラインを構築できます。
ウェビナーの日程・時間帯に関するベンチマーク
招待メールの送信に最適な曜日・時間帯
- 初回招待メールは開催の約3週間前の送信がベストで、開催日が近づいたタイミングで1〜2回のリマインダーを送るのが効果的です(WebinarGeek調べ)。
- 招待メールの送信に最適な曜日は火曜日から木曜日です(ON24調べ)。
- 招待メールの送信に最適な時間帯は東部標準時の午前9時〜11時です(Salesforce調べ)。
- リマインダーメールについては、最適なタイミングが少し異なります(ON24調べ):
- イベント当日の朝:現地時間の午前7時〜9時
- 開始直前の最終リマインダー:開始の30〜60分前
- 各種B2B調査でも、火曜日〜木曜日の午前9時〜11時が、アクションを促すメールの配信において最も成果の出やすい時間帯であることが裏付けられています。
ウェビナー開催に最適な曜日
B2Bウェビナーで最も人気の曜日(Contrast調べ):
- 水曜日:28%
- 火曜日:26%
- 木曜日:26%
- 月曜日:10%
- 金曜日:6%

開催に最適な時間帯
B2Bウェビナーで最も人気の時間帯(Contrast調べ):
- 13:00:15%
- 14:00:12%
- 11:00:11%
- 10:00:9%
- 12:00:9%

ON24のデータでも同様に、午前遅めまたは午後の早い時間帯(現地時間の11:00頃または14:00頃)が推奨されています。
季節性と月別のパフォーマンス
最新の調査結果(Univid調べ):
- ウェビナーの43%が春(3月〜5月)に開催され、さらに43%が秋(9月〜11月)に開催されています。
- 夏場(7月〜8月)に開催されるウェビナーはわずか約5%にとどまり、エンゲージメントの低下が反映されています。
- 参加率が最も高い月:
- 1月:参加率51%
- 5月:参加率46.3%
- 10月:参加率44.8%

- Livestormの調査でも、3月、6月、11月が開催のピーク月であり、7月と8月は一貫して避けられていることが確認されています。
ウェビナーの時間・形式・維持率のベンチマーク
各プラットフォームにおいて、ウェビナーの所要時間は標準化が進んでいます。30〜60分のウェビナーが全体の86%を占めています。 詳細な内訳は以下のとおりです(Univid):
- 30分未満: 1%
- 30分: 27%
- 45分: 24%
- 60分: 37%
- 90分: 5%
- 120分: 2%

ユーザーの67%が、学習を目的とする場合は60分(またはそれ以上)の動画を視聴してもよいと回答しています。
維持率と途中離脱の傾向
- 平均視聴時間は、ライブ参加者で約48〜57分です(Marketing LTB)。
- 参加者の57%がウェビナーの最後まで視聴を継続します。
- オンデマンド視聴者の視聴時間はそれより短く、平均約33分です(BrightTALK)。
- 最も高いエンゲージメントが得られるのは、開始から最初の30〜40分間です。
- 途中離脱を防ぐ要素(Marketing LTB):
- Q&Aの実施で維持率が32%向上
- チャットへの参加で視聴時間が28%増加
- アンケート・投票(Poll)の活用でエンゲージメントが最大140%向上
ウェビナー形式の比較
| 単発ウェビナー | シリーズ型ウェビナー | |
|---|---|---|
| 獲得リード総数 | 基準値(ベースライン) | リード獲得総数が2.3倍 |
| 参加の継続性 | 開催ごとに減少 | 全セッションを通じて高水準を維持 |
| 連絡先あたりのパイプライン | 低め | 高め |
| 平均参加時間 | 基準値 | +10%増加 |
| 1回あたりの平均参加者数 | 基準値 | +32%増加 |
出典:ON24、Contrast、BigMarker
ウェビナーマーケティングの実績ベンチマーク
ウェビナーメールの実績
ウェビナー関連のメールは、通常のマーケティングメールを大幅に上回る成果を一貫して記録しています。
- 一般的なマーケティングメールの平均(全業界):開封率43.46%、CTR 1.27%(MailerLite)
- ウェビナー招待メール: 通常のキャンペーンと比較して開封率が1.7倍、クリック率が4.5倍(Zoom)

実用的なベンチマークに換算すると、適切に運用されたウェビナー招待メールの成果は、リストの質や送信タイミングにもよりますが、おおむね 開封率約70〜75%、クリック率(CTR)約5〜6% 前後に収まる傾向があります。
リマインダー配信の頻度とベンチマーク
ウェビナーのリマインダーに関する各種統計データには、一貫した傾向が見られます(Contrast):
- ウェビナー1回あたりの平均リマインダー送信回数は約2通です。
- 複数回のリマインダーを送信している企業はわずか31%にとどまり、大半の企業は十分な回数を送れていません。
- 3段階のリマインダー配信(前日、1時間前、5分前)を実施すると、配信回数が少ない場合と比べて当日の参加率が27%向上します。
- BigMarkerは、最も効果の高い通知施策の1つとして開始15〜30分前の「まもなく開始」リマインダーを推奨しています(BigMarker)。
申し込みのタイミングと行動傾向
- ウェビナー申し込みの約59%は、開催前7日間に集中しています(Email Warmup)。
- また、申し込みの約13%はウェビナー当日に発生します(Contrast)。
- メールは依然として最大の集客チャネルであり、ウェビナー登録全体の約77%を占めています。そのため、招待メールの送信タイミングやリマインダー設計が成否を分けます(Amra & Elma)。
ウェビナーのコンバージョン率とROIのベンチマーク
- 一般的なB2Bウェビナーにおける参加者の平均CTAクリック率は8〜15%です。
- エンゲージメントを重視して緻密に設計された優れたウェビナーでは、参加者の20〜25%がCTAをクリックしています。
- ウェビナー参加者の約47%がCRM上でリード(見込み顧客)として認定されます。
- 提案内容の魅力やフォローアップの質にもよりますが、ウェビナー参加者の5〜20%が有料顧客へと転換(コンバージョン)します。
- ウェビナーをオンデマンド配信(アーカイブ配信)に対応させると、総視聴回数を最大80%増加させることができ、開催当日以降も継続的なリード獲得が可能になります。
ウェビナー経由のリード獲得効率を他のイベント施策と比較したい場合は、イベントマーケティング統計の解説記事や、対面でのリード獲得コスト・ROIの基準をまとめた展示会統計をあわせてご覧ください。
ROI(投資対効果)のベンチマーク
- 業界、案件規模、施策の成熟度にもよりますが、報告されているROIは200%〜1,200%以上に達します(Marketing LTB、White Hat SEO)。
- ウェビナー経由で獲得したリードはファネルを約22%速く進み、商談期間(営業サイクル)を30〜50%短縮させる効果があります(Marketing LTB)。
- 企業の80%が、ウェビナーによって他のチャネルよりもリード獲得単価(CPL)を抑えられたと回答しています(Entrepreneurs HQ)。
コストのベンチマーク
- 一般的なウェビナーにおけるリード獲得単価(CPL)は約72ドルです。
- 他チャネルとの比較:
- 展示会:リードあたり約198ドル
- カンファレンス:リードあたり約800ドル以上

- 1回あたりのウェビナー開催費用は、規模によって異なります。
- 一般的な相場:450〜4,000ドル(使用ツール、プロモーション、制作クオリティにより変動)
- 標準的なB2Bウェビナー:1,000〜3,000ドル(担当スタッフの人件費・工数およびプロモーション費用を含む場合)
業界別・チーム別のウェビナーベンチマーク
属する業界の特性や社内の推進体制は、参加率、リードの質、そしてROIに明確な影響を与えます。
業界別の参加率
法規制への対応、緊急性の高さ、専門スキルの習得ニーズなどにより、特定の業界では自然と当日のライブ参加率が高くなる傾向があります(99Firms)。
| 業界 | 当日参加率 | 読み取れる傾向・示唆 |
|---|---|---|
| 製薬 | 63% | 義務付けられた教育・研修、コンプライアンス主導の関心 |
| 金融サービス | 61% | 重大な意思決定、即時性の高いコンテンツ |
| コンサルティング | 50% | 課題意識が高く、専門性を重視する視聴者層 |
| SaaS | 46% | 幅広いICP(理想の顧客像)、検討意欲のばらつき |
| 広告 | 33% | 緊急性の低さ、コンテンツの飽和 |
| 教育 | 30.79% | 登録数は多いものの、ライブ参加率は低め |
業界全体の平均:ライブ参加率46%。
部門別のウェビナー活用状況
マーケティング(Amra & Elma、Marketing LTB):
- B2B企業の62%がリード獲得にウェビナーを活用しています。
- マーケターの95%がウェビナーを戦略上不可欠であると考えています。
- 73%が、ウェビナーは最も質の高いリードをもたらすと回答しています。
営業(Marketing LTB):
- 企業の52%が営業への引き継ぎに向けてリードを選別・評価するためにウェビナーを活用しています。
- ウェビナーにより、チームのリード獲得単価(CPL)は78%削減されます。
コンテンツ・プロダクト・カスタマーサクセス(Amra & Elma):
- ウェビナーは、顧客ライフサイクルの約60%にわたり、教育から定着まで幅広く活用されています。
- B2Bプロフェッショナルの91%が学習手段としてウェビナーを好んでいます。
ウェビナーと対面イベントを併用しているチームにとって、適切なリード獲得ツールを導入しておくことは、オンラインとリアルの接点の間でコンタクトを取りこぼさないために不可欠です。
ウェビナーのライフサイクルにおけるAI活用
2026年現在、AIはウェビナーのインフラの一部となっています。多くのB2BチームがすでにワークフローのどこかでAIを活用しており、ほぼすべての企業がその統合をさらに深める計画を立てています。
ウェビナー統計データから見たAIの導入状況は以下のとおりです(White Hat SEO):
- B2Bマーケターの87%が、すでにウェビナーのワークフローでAIを活用またはテスト導入しています
- 98%が2026年にAIの活用拡大を計画しています
- AIを活用しているチームは、7倍の確率でマーケティング目標を達成しています
- AIが生成したウェビナーコンテンツへのエンゲージメントは、前年比で7倍に増加しました
また、AIはパーソナライゼーションの推進にも大きく貢献しています。ユーザーの行動や検討意図シグナルに基づいて、件名、訴求アプローチ、コピーの最適化を行っています(commercetools):
- AIを活用するB2Bマーケターの63%が、すでにプロモーション用コンテンツの生成をAIに依存しています
- B2Bの購買プロセスの77%で2025年にAIが活用され、関連性の高さに対する期待が高まっています
ウェビナー配信中におけるAIの活用
かつてライブウェビナーは主催者にとって負担の大きいものでしたが、AIの登場によって状況は一変しました。リアルタイムの文字起こしや要約は、特に多数のウェビナーを開催する成熟したチームにおいて、今や標準機能となっています。
- 自動文字起こしの利用は、 8倍に増加しました(2025年のB2Bウェビナー実施チームにおけるデータ)。
- Q&A対応も大きく変化しています。雑多なチャット欄を目視で確認する代わりに、AIが質問をグループ化し、テーマを特定して、本当に重要な質問を抽出します。
- AIを導入しているマーケターの87%が、AIによるQ&A対応を主要なユースケースとして挙げています。
- イベントプラットフォームの61%が、Q&Aのクラスタリングや感情分析などのAI機能を提供しています。
ウェビナー配信後におけるAIの活用
ウェビナー統計によると、配信後こそがAIによって最大のROIが得られる段階です。1本の録画データと一般的なフォローアップメールを送るだけにとどまらず、ウェビナーは自動的にコンテンツやナーチャリングの総合システムへと変換されるようになっています。
- ウェビナーのショート動画クリップは 前年比2,903%増加しました
- ウェビナーから抽出されたテキストスニペットや引用文は 11,464%増加しました
これらのアセットは、ブログ記事、LinkedInの投稿、メールナーチャリング、営業のフォローアップに活用されます。
- AIを導入しているB2Bマーケターの63%が、ウェビナーコンテンツの再利用を主なAI活用例として挙げています。
2026年初頭の時点で、AIはウェビナーのライフサイクル全体に深く組み込まれています。
調査方法
ベンチマークを活用する前に、その数値の出所と測定対象を把握しておくことが重要です。本セクションではその透明性を確保しています。
- プラットフォームの実測データ: 各ウェビナープラットフォーム(ON24、Univid、Livestorm、BigMarker、Zoom)から直接取得したデータです。数千回に及ぶ実際のウェビナーにおける参加状況、エンゲージメント、CTAクリック数、アーカイブ再生などの行動データに基づいています。
- アンケート・自己申告データ: 予算、導入状況、チームの優先事項に関するデータです。方向性や意図を把握するのに役立ちますが、実際の行動データほど厳密ではありません。
- 市場予測: アナリストやベンダーによる予測で、モメンタムやトレンドを示しています。
- サードパーティによる集計データ: 単一の「魔法の数字」ではなく現実的な範囲を導き出すため、元のベンダーレポートと照合・精査した集計ソースです。
要点のまとめ
2026年の最新ウェビナー統計とベンチマークをご紹介してきましたが、データを全体的に俯瞰した際に押さえておくべき重要ポイントは以下のとおりです。
- ウェビナーは単発のイベントではなく、「仕組み」として運用するのが最も効果的です。 シリーズ化、リマインダー配信、体系的なフォローアップを組み合わせることで、単発開催よりも一貫して高い成果を上げられます。
- エンゲージメントがコンバージョンを高めます。 投票機能、Q&A、チャットの活用は、CTAクリック率の向上やリード品質の改善に直結しています。
- リアルタイム参加は依然として重要ですが、オンデマンド配信もはや副次的なものではありません。 総視聴数の半数近く、そしてコンバージョンのかなりの割合が、ライブ配信終了後に発生しています。
- コストとROIの観点から見ても、ウェビナーは依然として最も効率的なB2Bチャネルの1つであり、 展示会やカンファレンス、多くの有料広告施策を上回る費用対効果を発揮しています。
- 2026年、AIの活用はもはや標準です。 プロモーション、配信、フォローアップの全工程でAIを活用しているチームは、そうでないチームを一貫して凌駕しています。
ウェビナーで獲得したパイプラインを対面イベント戦略と連動させたい場合は、当社のネットワーキング統計やイベントマーケティング計画テンプレートをぜひチェックして、チャネル間のシナジーを生み出す全体像をご確認ください。
参考文献・出典
- 99Firms - Webinar Statistics - 2026年2月参照
- Amra & Elma - Webinar Meeting Marketing Statistics - 2026年2月参照
- Amra & Elma - Webinar Funnel Statistics - 2026年2月参照
- BrightTALK - Webinar Benchmark Data - 2026年2月参照
- ClickMeeting - Webinars That Convert - 2026年2月参照
- commercetools - Predictions Shaping B2B Digital Commerce - 2026年2月参照
- Content Marketing Institute - B2B Content Marketing Benchmarks 2024 - 2026年2月参照
- Content Marketing Institute - B2B Content Marketing Trends - 2026年2月参照
- Contrast - Best Time and Day to Host a Webinar - 2026年2月参照
- Contrast - Webinar Benchmarks - 2026年2月参照
- Contrast - Webinar Statistics - 2026年2月参照
- Cvent - Webinar Statistics - 2026年2月参照
- Email Warmup - Best Time to Host a Webinar - 2026年2月参照
- Entrepreneurs HQ - Webinar Statistics - 2026年2月参照
- Event Tech Live - AI and the Reinvention of B2B Events in 2026 - 2026年2月参照
- Future Market Insights - Virtual Event Platforms Market - 2026年2月参照
- Goldcast - B2B Webinar Benchmark Report 2025 - 2026年2月参照
- Gudsho - Webinar Statistics - 2026年2月参照
- HubSpot/BigMarker - 2025-26 B2B Webinar Benchmark Report - 2026年2月参照
- IvyForms - Webinar Registration Forms - 2026年2月参照
- Kenneth Research - Webinar and Webcast Market - 2026年2月参照
- Kevin Harrington - The State of Webinar Usage in B2B Marketing Today - 2026年2月参照
- Livestorm - Webinar Statistics - 2026年2月参照
- Loopex Digital - CRO Statistics - 2026年2月参照
- MailerLite - Email Performance Metrics Industry Benchmarks - 2026年2月参照
- Market Research Future - ウェビナーソフトウェア市場 - 2026年2月参照
- Marketing LTB - ウェビナー統計データ - 2026年2月参照
- ON24 - ウェビナー開催に最適な曜日と時間帯 - 2026年2月参照
- ON24 - 2025年ウェビナーベンチマークレポートの重要ポイント - 2026年2月参照
- ON24 - 参加率を高めるウェビナー案内メールテンプレート - 2026年2月参照
- Orange Owl Marketing - 注目のB2Bウェビナー統計とトレンド - 2026年2月参照
- PropPhY - 2025年版 マーケティングメール送信のベストタイミング - 2026年2月参照
- Salesforce - メール送信に最適な時間帯 - 2026年2月参照
- Sopro - AIセールス&マーケティング統計データ - 2026年2月参照
- Teleprompter - ウェビナー統計データ - 2026年2月参照
- Univid - ウェビナー統計データ - 2026年2月参照
- WebinarGeek - ウェビナー招待メール送信に最適なタイミング - 2026年2月参照
- White Hat SEO - ウェビナーマーケティング戦略 - 2026年2月参照
- Wistia - ウェビナー分析ベンチマーク - 2026年2月参照
- Zoom - ウェビナー統計データ - 2026年2月参照
- ZoomInfo - ウェビナーの主要指標 - 2026年2月参照
ウェビナーリードを、確度の高い商談へ
ウェビナーや展示会など、あらゆる接点で瞬時に連絡先を獲得できるデジタル名刺をチームに導入しませんか。アプリ不要で利用でき、CRMへの自動同期やリアルタイム分析にも対応しています。
Wave for Teams を詳しく見る著者について: George El-Hageは、Wave Connectの創業者であり、世界15万人以上のビジネスパーソンに選ばれているデジタル名刺プラットフォームを展開しています。2020年以来、イベントやカンファレンス、ウェビナーにおける紙の名刺からデジタルな連絡先交換への移行を、さまざまな業界のチームで支援してきました。つながりはLinkedInから。




