イベントでのリード獲得に関する商談で、ほぼ毎回受ける質問が9つあります。 まず結論からお伝えすると、 オフラインでの獲得に対応、重複課金なし、主要CRM 7種とのネイティブ連携、全リードに獲得元イベントのタグを自動付与、ブースでのテキスト・音声メモ対応、担当者ごとの所有権割り当て、即日セットアップ可能、iOS・Androidの全端末対応、そして世界中のイベントで利用可能です。
興味深いことに、これらの質問はどのお客様からもほぼ同じ順番で投げかけられます。本記事では、実際の商談で検討者の方から鋭いツッコミを受けるポイントも含め、これら9つの質問に詳しくお答えします。
Q&Aではなく製品そのものについて確認したい場合は、当社の イベントリード獲得 ページをご覧ください。また、「展示会でリードを獲得する方法」では、ベンダーへの質問事項ではなく現場での実践手順を取り上げています。
これらは社内で推測した質問ではありません。実際の商談録音データから、個々の発言回数ではなく質問した企業数ごとに集計して抽出したものです。最も少なかったものでも5社、最も多かったものでは約15社から質問が寄せられました。
そのため、質問の並び順が少し意外に感じられるかもしれません。私たちがアピールしたい順ではなく、検討者が気になっている頻度順に並べているからです。
9つの質問と回答のまとめ
| 質問 | 結論 |
|---|---|
| オフラインでも使えますか? | はい。スキャンデータは端末に保存され、通信が復旧した際に自動同期されます |
| 重複してスキャンした場合、2重で課金されますか? | いいえ。氏名と会社名が同じであれば、イベントや開催年を問わず追加課金されることはありません |
| 自社のCRMと連携できますか? | 7つのCRMにネイティブ対応し、カスタム項目のマッピングも可能です。その他はZapierまたはCSV出力で連携できます |
| 担当者がその場でメモを残せますか? | はい。テキストや音声でのメモに加え、独自の選別タグも付けられます。商談の会話自体を無断録音することはありません |
| CRM上の特定のキャンペーンにリードを紐付けられますか? | 全リードにイベントタグが付与されてCRMに連携されます。キャンペーンへの追加は、初回にルールを一度設定するだけで自動化できます |
| どの担当者がリードを獲得したか確認できますか? | はい。スキャンした担当者がCRMレコードの所有者(担当者)として登録されます |
| 導入までどのくらい時間がかかりますか? | 即日で利用開始できます。アカウント発行は数分で完了し、CRM連携もオンラインミーティング中に設定可能です |
| 会社のタブレットやAndroid端末でも使えますか? | はい。iOS・Android、スマートフォン・タブレットを問わず利用でき、ライセンスは特定端末に縛られません |
| 米国以外のイベントでも使えますか? | はい。世界中のイベントに対応しており、各国のビジネス連絡先データ補完(エンリッチメント)も機能します |
質問された企業数が多い順に掲載しています。
展示会のWi-Fiが落ちても使えますか?
はい。オフラインモードを備えているため、会場のWi-Fiがダウンしてもチームはリード獲得を継続できます。スキャンデータは端末内に保存され、通信が復旧すると自動的に同期され、データ補完も実行されます。 そのため、電波の届かない場所でスキャンしてもデータが失われることはなく、後から手動で何か対応する必要もありません。
これは今回のリストの中で最も多く寄せられた質問ですが、その理由は明白です。混雑した展示会場を経験したことがある方なら、午前10時頃に数千台のスマートフォンが一斉に会場に入り、電波が繋がらなくなる光景を目の当たりにしたことがあるはずです。
正直にお話しすると、実は過去にこの点が当社の弱点だった時期があり、昨年の夏頃までは営業担当者によって回答が分かれていたこともありました。しかし、現在はこの課題を完全に克服しています。他社製品と比較検討されているなら、私を含め誰かの言葉を鵜呑みにするのではなく、ぜひ実際の現場でテストしてみてください。
2人の担当者が同じ人をスキャンした場合、2重で課金されますか?
いいえ。重複に対して課金されることは一切ありません。同じブースの別の担当者がスキャンした場合でも、別の展示会や1年後にスキャンした場合でも、氏名と会社名が一致していれば追加費用は発生しません。 重複の基準は入力内容に基づきます。同じ氏名、同じ会社名であれば、何回スキャンされても追加請求はありません。
私自身、これまでに9件の商談でこの質問に答えてきましたが、皆さん苦い顔をしながら尋ねてこられます。以前別のツールで重複請求された苦い経験があるからです。有効期限や年度替わりのリセットといった「落とし穴」もありません。同じシーズンに3つの展示会でブースを訪れてくれた常連の方も、カウントは1リードのみです。
自社のCRMと連携できますか?リストにないCRMの場合はどうなりますか?
Wave Connectは、HubSpot、Salesforce、Zoho CRM、Microsoft Dynamics 365、Pipedrive、HighLevel、Outlookの連絡先とネイティブ連携しています。カスタム項目のマッピングに対応しているため、どのデータをどの項目に送るかを自在に設定可能です。これら以外のツールにはZapierで対応でき、いつでもCSV形式でエクスポートできます。 リードは、展示会が終わった翌週月曜日に誰かがインポート作業を行うCSVファイルではなく、チームが普段利用しているシステム内のレコードとして直接登録されます。
項目のマッピング機能は、デモの際にぜひ確認していただきたい重要なポイントです。リード獲得ツールに不満を感じる原因の多くは、まさにここに潜んでいるからです。単に連絡先をCRMに流し込むだけなら難しくありません。
しかし、役職を自社の役職フィールドに入れ、展示会名をレポート作成可能な項目に紐付け、担当者のメモをレコードに反映できて初めて、チームが即座にアプローチできる生きたリードになります。放置されて終わるリードとの差はそこにあります。すでに名刺をCRMで管理されている場合は、「 CRM連携の仕組み」で、連携の仕組みについてさらに詳しく解説しています。
概要だけでなく実際の設定手順を確認したい場合は、「 展示会リードをCRMに取り込む方法」で同期と項目マッピングの手順を順を追って解説しています。また、ヘルプセンターには「 CRM接続ガイド」に加え、各プラットフォーム別の個別ガイドも用意されています。
イベントごとのROIを可視化できるよう、リードをCRMの特定キャンペーンに自動登録できますか?
すべてのリードにイベントタグが付与されてCRMに送信されます。それらのリードをCRM上の特定のキャンペーンに追加する設定は、貴社側で1回自動化ルールを作成するだけで完了します。設定のサポートも喜んで対応いたします。 すべてのリードは獲得した展示会に紐付けられ、その属性情報は連絡先や担当者が入力したメモ、選別条件とともに連携されます。
キャンペーン連携は難しそうに思われがちですが、実際はとてもシンプルです。特定の展示会向けにキャンペーンを作成済みで、そこにリードを自動追加したい場合、レコードに付与されたイベントタグをトリガーにするルールをCRM側で組むだけです。展示会ごとに毎回設定し直す必要はなく、CRMごとに1回設定すれば済みます。
この質問を上位に挙げたのは、リードを獲得した展示会に紐付けることで、イベント出展への投資対効果を社内で明確に評価・議論できるようになるからです。そもそもCRMを連携する最大の理由として、これを挙げる企業も少なくありません。詳細な手順は「 イベントリードを特定のCRMキャンペーンに追加する方法」で解説しています。
ブースで担当者がテキストメモや音声メモを追加できますか?
はい。ブースにいる担当者はリードにテキストメモや音声メモを追加できるほか、検討度合い、関心のある製品ライン、フォロー担当者といった独自の選別タグを付与できます。なお、商談の会話全体を録音する機能は提供していません。 担当者がその場で意図して記録したメモが、連絡先情報に紐付いた状態でCRMへと同期されます。
誤解のないよう補足すると、AIが商談に同席して後から要約を作成するような仕組みではありません。担当者が録音ボタンをタップして「40インチ希望、第1四半期に導入予定、スペック表の送付が必要」と話すか、テキストで入力した内容がそのまま正確に同期されます。
派手さはありませんが、展示会後のフォローアップの質を劇的に変える機能です。ある商談相手は、「メモを残せないことだけが理由で、チームはずっと紙の運用から抜け出せなかった」と語っていました。最初は少し大げさかと思いましたが、展示会の3週間後に氏名と役職だけの情報をもとに書かれたフォローメールをいくつか見て、その意味が痛いほどわかりました。
言葉で説明するよりも、実際の操作を見ていただくのが一番です。スキャンからタグ付け、音声メモの追加、リード情報の取得までの一連の流れをこちらの動画でご確認いただけます。
実際のバッジで試してみたいですか? デモを予約の上、直近で出展予定の展示会についてぜひお聞かせください。
どの営業担当者がどのリードを獲得したか確認できますか?
はい、可能です。リードをスキャンした担当者がCRMレコードの所有者(オーナー)として自動登録され、管理者は会期中も終了後も担当者ごとの活動状況を把握できます。 そのため、イベント後にスプレッドシートを見ながら割り振りを推測する手間がなく、獲得した瞬間に担当者が確定します。
この質問は、立場によって目的が異なります。営業リーダーが気にするのは、フォローアップの担当者を明確にし、「相手が対応すると思っていた」という押し付け合いや放置を防ぐためです。
一方、マーケティング担当者が気にするのは、ブースに立ったメンバーのうち実際に誰が積極的に動いていたかを把握するためです。少しシビアな数字ではありますが、イベント後に持ち帰るデータの中で最も実用的な指標となることが少なくありません。展示会の成果レポートを作成する際も、単なるスキャン件数より追跡すべき重要指標のほうがはるかに価値があります。担当者の紐付けがCRMレコード上でどのように表示されるかについては、ヘルプセンターの担当者のアトリビューション表示ガイドをご確認ください。
展示会の直前でも、どれくらい早く導入できますか?
お申し込み当日からご利用いただけます。アカウント発行は数分で完了し、CRM連携もオンラインミーティング中にその場で設定可能です。 機器の発送待ちも、発注期限への焦りも、当社側での承認待ち行列も一切ありません。
「実は来週が本番で……」と、申し訳なさそうに駆け込みでご相談いただくケースは非常によくあります。主催者からレンタルする専用端末は数週間前の注文が必須で、早期割引の受付は6〜8週間前に締め切られるのが一般的です。そのため、リード獲得の運用を本格的に検討し始めた頃には、レンタル端末の手配がすでに間に合わないケースが多いのです。
前夜にアプリをダウンロードするだけでも十分に間に合いますが、もし少しでも時間に余裕があるなら、事前準備チェックリストを活用して万全の態勢を整えることをおすすめします。
会社のタブレットやAndroid端末でも利用できますか?
はい、利用できます。Wave ConnectはiOSとAndroidの両方に対応し、スマートフォンでもタブレットでも快適に動作します。ライセンスも特定端末に固定されません。 担当者個人のスマホ、会社支給の端末、受付カウンターに置いた共有タブレットなど、1つのライセンスを柔軟にお使いいただけます。
このご質問の背景にあるのは、Androidの互換性というよりも、「スタッフの個人用スマートフォンに業務アプリのインストールを強制できるか」という懸念です。規定で禁止されている場合や、私用端末の利用をためらうスタッフも珍しくありません。ブースに共有タブレットを1台置いておく運用は、そうした課題の現実的な解決策です。ライセンスが端末に縛られないため、午前と午後のシフト交代時にも同じ端末をスムーズに引き継げます。
米国以外の海外イベントでも利用できますか?
はい、利用できます。Wave Connectは世界各地のイベントに対応しており、データ補完(エンリッチメント)も海外のビジネス連絡先を幅広くカバーしています。 バッジに印字されたテキストを直接読み取る仕組みのため、主催者側のデータ連携機能がその国で提供されているかどうかに左右されません。
ただし、私からの率直なアドバイスとしては、「使えます」という言葉を鵜呑みにせず、実際の対象地域で事前テストされることをおすすめします。機能自体の問題ではなく、データの網羅率は国・地域やバッジの印字情報量によってどうしても差が生じるためです。
何より重要なのは、自社がアプローチしたい参加者層のデータが正確に取れるかどうかです。ぜひ実際のイベントでトライアルを実施してみてください。発注書にサインした後ではなく、わずか半日のテストで自社のターゲット層に通用するかどうかを見極められます。
Wave Connectで対応できないこと
ここまで「すべて可能です」という回答が続くと、かえって疑わしく感じられるかもしれません。そこで、製品の制約事項についても率直にお伝えします。
バッジのスキャン、紙の名刺、LinkedInのQRコードの読み取り
スキャンごとの連絡先データ補完(検証済みデータが取得できない場合は無料)
テキストメモ、音声メモ、自社独自の選別項目(クオリファイア)の記録
カスタムフィールドのマッピングに対応したCRMへの直接データ連携
アカウント内の無制限のユーザー追加
既存リストの一括アップロードによるデータ補完。あくまでアプリ経由で獲得した連絡先の補完を対象としており、既存のスプレッドシートの一括補正には対応していません
商談の録音。メモは担当者が能動的に入力・記録する仕様です
主催者の事前登録データベースへの依存。これは多くの展示会で強みとなりますが、一部のレンタル端末で取得できる「事前登録者専用アンケート項目」などの独自データは取得できません
特に「既存リストの一括補完」が非対応である点は、ご期待に沿えない代表例です。過去の古い名簿データを一括クレンジングすることが主目的である場合は、検討の早い段階でご留意いただく必要があります。
利用料金はどうなっていますか?
料金体系はQ&Aの1項目で片付けられるほど単純ではないため、専用の解説記事をご用意しています。イベントでのリード獲得にかかる費用まとめの記事では、主催者公式の専用端末レンタルの相場、アプリ型の各種料金体系の違い、レンタル端末のほうが実際に安く抑えられるケースまで詳しく解説しています。デモ参加の前にご一読いただくのがおすすめです。
実際の展示会バッジで機能を試してみませんか?
直近の出展予定イベントと目標リード数をお知らせください。スライドの説明ではなく、実際のバッジを使った読み取り、データ補完、CRMマッピングの実演をご覧いただけます。
デモを予約する導入前によく寄せられるその他のご質問
私が購入担当者なら、真っ先に確認したいポイント
もし私が購入を検討する立場であれば、上述の一般的な質問はひとまず脇に置き、「実際に出展する展示会のバッジを使って、担当者のメモ付きリードが自社のCRMに届く様子を実際に見せてほしい」と依頼します。他の機能要件は数分で確認できるYes/Noの問いにすぎませんが、この1点の実演こそが、製品の本質的な価値をすべて証明してくれるからです。
他社ツールとの比較を検討中ですか? 展示会向けリード獲得ソフトウェアの徹底比較で全体像を整理いただけます。また、バッジスキャナー活用ガイドでは読み取り機能についてより深掘りして解説しています。実際の動作をご覧になりたい方は、ぜひデモをご予約ください。



